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Murata Murakami PDF 2021

三酔人経綸問答 (光文社古典新訳文庫)本無料ダウンロードpdf

2021.01.08 07:59

三酔人経綸問答 (光文社古典新訳文庫)

, 中江 兆民


によって 中江 兆民

3.8 5つ星のうち 7 人の読者

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内容(「BOOK」データベースより) 自由平等・絶対平和の追求を主張する洋学紳士君と軍備拡張で対外侵略を、と激する豪傑君に対し、南海先生の持論は二人に「陳腐」と思われて…。自らの真意を絶妙な距離感で「思想劇」に仕立てた中江兆民の代表作。未来を見通した眼力が、近代日本の問題の核心を突く!三人の酔っ払いが繰りひろげる正論、暴論、極論ありの“憂国放談”!中江兆民の最高傑作、待望の新訳! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中江/兆民 1847‐1901。政治思想家、翻訳家、哲学者、ジャーナリスト、自由民権運動家。土佐(現・高知県)出身。本名は篤助(または篤介)。1871年、岩倉使節団に同行して渡仏。’74年帰国後、東京に仏学塾を開き新しい学問・思想を教育する。西園寺公望の「東洋自由新聞」主筆をつとめ、自由党創設に参画、著作以外に、ジャーナリストとして自由民権思想の啓蒙と専制政府への攻撃をおこなう。ルソーの『社会契約論』を翻訳・読み解いた『民約訳解』は明治以降、大きな思想的影響を与えた。門下に幸徳秋水がいる 鶴ヶ谷/真一 1946年東京都生まれ。エッセイスト。早稲田大学文学部卒業。著書に『書を読んで羊を失う』(第48回日本エッセイスト・クラブ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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女っ気のないことおびただしい。3人の男がお持たせの洋火酒(ブランデー)を酌み交わしつつ談義をする設定とあっては無理からぬところ。そして訳文はその雰囲気をよく伝えている。つまり、オジサン臭が炸裂する(^_^;)本作品は明治20年に世に出た。干支で言えば2回りしない過去にはまだ人々が頭にちょんまげを載せていたという頃合い。が、著者中江はどうやら英・仏・和のトリリンガルだったらしい。さらに漢文の素養を合わせてクワルトリンガルといえる。原文は漢文書き下し調。印刷所にあるのが不思議なくらいの、見たこともない漢字がバンバン出てくる。だから現代語訳が不可欠。ありがたい。当時、中央集権国家としてデビューした日本を迎えたのは帝国主義の世界だった。日本に憲法はまだなく、いわば徒手空拳で世界に乗り出していったのだった。そうした中、著者中江が地球的な視座で国家体制のあり方、国家と個人の緊張関係を巡って書いたのが本作品です。政治は生き物で、その意味では現代の地政学としては参考にならないかもしれない。がしかし、およそポストモダンとは正反対の“大文字”の骨太な思考は魅力的です。随所に「眉批」というツッコミを入れているのがポストモダン的な関節はずしに見えなくもないわけですが、どの意見にも容易に弱点を指摘できるとしても、その時点ですでに読者は思考にいざなわれているわけです。本を閉じても終わらないと思わせるところが古典の古典たる所以なのでしょう。なお、年譜を見ると兆民の幼名は「竹馬」、弟は「虎馬」といったとか。どうでもいいことだけど、なぜかどうしてもご紹介しておきたかった。