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Murata Murakami PDF 2021

音のチカラ- 感じる,楽しむ,そして活かす -本ダウンロードepub

2021.01.09 00:47

音のチカラ- 感じる,楽しむ,そして活かす -

, 岩宮 眞一郎


によって 岩宮 眞一郎

3.7 5つ星のうち 1 人の読者

ファイルサイズ : 19.53 MB

内容紹介 私たちが普段聞いている音は空気の振動である。しかし,私たちはこの音から様々な情報を読み取っている。本書はそのような音が持っているチカラについて包括的に論じる書籍である。 ★読者へのメッセージ-「音のチカラ」を理解して欲しい-★(まえがきより) 音の世界に興味を持っておられる方には,本書により「音のチカラ」を理解し,音の世界の広がりと音に関わるさまざまな関連分野の深みをわかっていただけると思う。音を専門的に学んでみようという方には,本書は最適な紹介書となるだろう。特に,人間との関わりを持った音に感心を持っておられる方には,平易には記述しているが,本書の内容は音の感性に関わる最先端の研究分野を反映したものとなっている。 耳には蓋がない。われわれは,生きている限り,音を聞き続ける。われわれは,一生音とつき合うのである。日常生活で接する音はもとより,文芸の世界からマルチメディアまで,本書で扱う音の世界は幅広い。本書では,「音のチカラ」をいかに感じ,いかに楽しみ,いかに活かすのかを包括的かつ体系的に論じている。読者の方々には,本書を通して「音」というものがいかにわれわれの生活と密着し,われわれに影響を及ぼしているかを理解していただきたい。本書によって,「音」に対する興味を深めてもらえれば本望である。 ★主要目次★ 1.音の感性的側面に迫る 1.1音の3要素は,大きさ,高さ,音色 1.2音の大きさはパワーで決まる 1.3色が音の大きさに影響する 1.4ほかの音の存在が音の大きさに影響する(マスキング) 1.5音の大きさの感覚には男女差がある 1.6音の高さは周波数で決まる 1.7変動音の高さの知覚 1.8音色の印象的側面と音色評価尺度 1.9音色の印象的側面は3次元 1.10音色の識別的側面は聞き分ける力 1.11音色の識別的側面に対するファジィ集合モデルの適用 1.12楽器の分類もファジィな分類である 1.13擬音語は音の感性を伝える言葉 1.14音が美的感性へアピールするチカラを音のデザインに活かす 2.製品音の快音化とその評価 2.1快音化の時代がやってきた 2.2音楽と騒音の2項対立の解消 2.3快音がセールスポイントに 2.4受け身の騒音制御から攻めの快音化へ ―音に対する発想の転換― 2.5家電製品に対する不快感を調査する 2.6快音を製品のセールスポイントに 2.7「音の魅力」はなんぼやねん? 2.8快音に対するユーザの意識 ―オートバイのライダーを対象として― 2.9機械騒音の純音成分が不快感や疲労感に及ぼす影響 2.10音を所有する喜び ―「聞かせびらかし」の美学― 3.メッセージを伝えるサイン音のあり方を探る 3.1サイン音とはメッセージを伝える音 3.2サイン音に求められる特性 3.3わかりやすく,憶えやすいサイン音とは? 3.4周期的な変動音から感じられる機能イメージと擬音語表現 3.5自動車内にもサイン音があふれている 3.6断続音の「緊急感」を段階的に制御するデザイン手法 3.7スイープ音を用いたタッチパネルの操作感の向上 3.8音楽的表現を用いたサイン音 ―メロディや和音で語らせる― 3.9連続する2音のピッチ変化がサイン音の機能イメージに及ぼす影響 3.10和音がサイン音の機能イメージに及ぼす影響 3.11分散和音がサイン音の機能イメージに及ぼす影響 3.12ホイッスルにふさわしい音響特性 3.13視覚障がい者のためのサイン音のユニバーサル・デザイン 4.サウンドスケープ ―音環境と人間の関わりを探る― 4.1サウンドスケープ(音の風景)の意味するところ 4.2音響生態学はサウンドスケープの学問分野 4.3公園で好まれる音,嫌われる音 4.4遊園地におけるBGMの演出効果 4.5環境音の認識や関心に対する携帯型音楽プレーヤによる音楽聴取の影響 4.6外国人が聞いた日本の音風景 4.7日本らしいコミュニケーションが「文化騒音」を生み出す 4.8ニュース速報のチャイムは日本独自の音 4.9トイレ用擬音装置は日本の音文化 4.10紀行文に記された明治の音風景 4.11歳時記に詠み込まれた日本の音風景 4.12歳時記に詠み込まれた九州のサウンドマーク 4.13日本の音文化には「おもてなし」の精神が宿っている 4.14視覚障がい者が頼る「音」 4.15視覚障がい者の歩行を妨げる雨音 5.映像を活かす音のチカラ 5.1映像メディアにおける音の役割 5.2音が映像の印象を決める 5.3音がリアリティを感じさせる 5.4「音」で笑わせる 5.5音と映像を調和させる 5.6構造的調和は音と映像の時間構造の一致 5.7意味的調和は音と映像の印象の一致 5.8さまざまな要因に基づく映像と音楽による意味的調和 5.9意味的調和においても文脈効果がある 5.10実際の作品における音と映像の調和感の形成過程 5.11音と画の対位法 ─あえて調和を崩す黒澤明の手法の効果─ 5.12ピッチと空間の上下関係の不思議で普遍的な結びつき 5.13音と映像の変化パターンの調和 ─ピッチの上昇・下降と合う動き─ 5.14複合的な映像の変化と調和するピッチパターン ─上下方向の優位性─ 5.15音と映像の変化パターンと音と映像の空間性の調和 5.16 台詞終わりの音楽を活かす「間」 5.17笑いを醸成する「間」 ─シンボリックな音楽を効果的に用いるために─ 5.18映像作品における環境音が場面の状況,登場人物の心情を語る 6.聴能形成 ―音の感性を育成するトレーニング― 6.1「聴能形成」は音に対する鋭い感性を養成するための授業科目である 6.2音響設計技術者に必要とされる「音の感性」 6.3九州大学芸術工学部音響設計学科における聴能形成のカリキュラム 6.4聴能形成I ─聴能形成の基礎コース─ 6.5聴能形成II ─聴能形成の上級コース─ 6.6聴能形成教育の普及 6.7自動車の異音検査への適用 6.8音響関連メーカにおける聴能形成訓練導入への協力 6.9聴能形成教育普及のさらなる展開 6.10聴能形成訓練システム 出版社からのコメント 出版社HP http://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339009064/ にて在庫確認できます。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 岩宮/眞一郎 1975年九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科卒業。1977年九州芸術工科大学専攻科修了、九州芸術工科大学助手。1990年工学博士(東北大学)。1991年九州芸術工科大学助教授。1998年九州芸術工科大学教授。2003年九州大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

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私たちの生活において音が果たしている役割を、「包括的」にまとめた良い書物です。私たちが普段に何となく感じていることが、豊富な実測データや事実を基にして科学的にまとめられています。私たちが最も身近に感じられ、またその恩恵を受けている事項は、「映像を活かす音のチカラ」でしょう。音は生活の質をも左右するものであることが本書からわかります。なお、本書は実務書ではありません。いわゆ総論に当たるもので、基礎的な理論書です。