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Murata Murakami PDF 2021

花たち―栗崎 作品集 mobiダウンロード

2021.01.27 01:39

花たち―栗崎 作品集

, 栗崎 昇


によって 栗崎 昇

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ファイル名 : 花たち-栗崎-作品集.pdf

花たち―栗崎 作品集を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。

かつて、花、茶、香、能はオトコの振舞いであった。いまは女性に席捲されているが、元来の姿ではない。栗崎昇は、花師を自称している。決して花道家とか家元とか高貴そうに見える名を名のってはいない。それは戦国の世を駆け抜けたオトコが、その延長線上にあり乍ら、異るベクトルで命を燃焼させた芸能に仁王立ちになって挑んでいる姿を想わせる。あのハカマ姿を見よ、ねじり鉢巻姿を見よ、上半身裸で花を運ぶ姿を見よ、まさに、戦国のオトコではないか。この栗崎昇は、勅使河原宏監督の映画『利休』に出演していたが、願わくば鈴木清督の作品に出演してほしかったな、夢の続きの如き幻想の世界が、きっとよく似合う。この栗崎の花だが、タイトルで、「花たち」と呼びかけ、作品集と銘うっている。決して普通の考えの花の写真集ではない。花にくるまれて、花と同棲し、花と共生し、花と心中してしまいそうな栗崎昇の姿を表した本である。野にある花たちが、かくも多彩に、変化に富んだ集りを大形成しておればなんとスゴイことかよ、とオノレと一体になって見せる。きれいに生けたフラワーアレンジメントが花だと信じこんでいる方は、手にとらない方が良い。あまりの強烈さに本を投げ出したくなるにきまっている。思うに、この『花たち』は、名工の手になる能面に似ている。怒っているのか、悲しんでいるのか、笑っているのか、見る人により、見るときにより、表情がかわって見える。恐らく華道という室町以来の流派などに習うことなく、自己の感性と花と一体の主が創り上げたカタチだからであろう。花についての1つ1つの詳細は手にとって見て頂くしか方法はない。拙い説明は無用である。龍神丸