入社して1年~今、薬学生に伝えたいこと
初めまして!私は昨年北海道科学大学を卒業し、現在は本配属先の旭川医大店に勤務しています。私の勤務する旭川医大店は、特定機能病院である旭川医科大学病院の敷地内にあり、外来がん治療や膠原病の他、様々な診療科の処方箋を毎日受け付けています。
今回は、1年間の振り返りの場であるフォローアップ研修、そして社会人1年間で学んだことに関して、皆さんにお伝えしたいと思います。
まずはじめに、3月にはフォローアップ研修がありました。1年を振り返ってみてどうでしたか?
フォローアップ研修では、自身の1年間におけるモチベーションの変化や1年間で大変だったことを共有し、社会人1年目を同期と振り返りました。また、ビジネスマナーや社会人としての心構えを再確認でき、1年目のおさらいと2年目を迎える心の準備ができた貴重な機会であったと感じています。
振り返れば、とても濃い一年だったかなと感じています。社会人となり、実家を出て初めての一人暮らしを経験しました。通常業務では、様々な疾病・背景を有する患者様の相談・ニーズへの対応に追われながら、入力、調剤、監査、投薬を幅広く覚えるのは大変でした。他にも実務実習指導やリクルーター活動、研修認定薬剤師の取得などを経験。今年の3月には学術発表も行いました。
初めてのことばかりで想像以上の苦労を日々重ねながらも、その分得られた教訓や学びもたくさんあったので、充実はしていたように思えます。フォローアップ研修でも、他の同期もそれぞれの環境で苦労しながら1年間精進していた様子でしたので、「苦労していたのは自分だけじゃなかった」ことに気づき、安心できました。
先輩として、薬学生へメッセージをお願いします!
これから、卒業研究や国家試験、薬剤師1年目という大きな壁に立ち向かうことになることでしょう。自分の経験上ではありますが、苦労を重ね、辛い経験をする分、得られる学びや達成感は大きいものです。私の記事を読んでくれた皆さんが、様々な壁を乗り越えて更なる成長を遂げることを、薬局の現場から願っています。