2021.4.17🌸ポトス、「春」の書き方【stand.fm配信原稿】
いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
stand.fm、4/17分の配信原稿を記録させていただきます。
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こんにちは!「ふくわ」です。
このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている
ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、
日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、
心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。
4/17がお誕生日の方、おめでとうこざいます!
また1年、素敵なことがたくさんありますように。
4/17の誕生花は「ポトス」
花言葉は「華やかな明るさ」「長い幸」「永遠の富」です。
ネット記事から花名と花言葉についてご紹介します。
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和名では「黄金葛(オウゴンカズラ)」と呼ばれます。
光沢のある葉に黄色の斑が入るポトス。
花言葉の「永遠の富」「華やかな明るさ」もそれらにちなむといわれます。
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さて、土曜日は習字教室でした。
新年度初めての毛筆の日なので、生徒さんに1枚好きな字を書いてもらいました。
みんながどんな字を書いたかというと、
一石二鳥、勝、詩、犬、将棋勝利、二年生、春、春夏秋冬、努、希、沢村英治、などです。
どうしてその字を選んだのか聞くと、今年のクラスでのスローガンや目標だったり、
新年度最初に習った漢字や四字熟語、いろいろな行事で勝てるように、
今の季節、気になる人の名前、など…理由を聞いてみるとおもしろいです。
「春」と書いてくれた人が3人いましたが、
共通してもったいない書き方をしているなと思ったので、
どのように書くと良いかも合わせてお伝えしていきます。
「春」を書く時に特に気をつけたいのは横線の書き方です。
もったいない点が2つありました。
・ひとつは、横にまっすぐなこと。
・もうひとつは、1本目と3本目が同じ長さで、2本目が極端に短いことです。
3人ともこのように書いていて、
もしかして多くの人がこういうイメージなのかもと思いました。
それではどう書くと美文字度がアップするかお伝えします。
・横線は右上がり。
・1本目と2本目はほぼ同じ長さで短めに、3本目を長くする。
これがポイントです。
春はパーツとしては左右対称の線の組み合わせなので、
横線がまっすぐだと記号のように見えてしまいます。
右上がりにすることで字が生き生きするし、右払いがのびのび書けて安定感が出ます。
さらに、1本目は反り上げて、2本目はまっすぐ、3本目は伏せると、
より上級者の横線になります。
そして長さですが、2本目を短くする、という印象が広く持たれているようですが、
1番長く見せたいのは3本目なので、他の2本は短めにします。
正確には、1本目より2本目は確かに短いのですが、
2本目を短くするという意識だと短くなりすぎてしまうので、
同じくらい、と覚えてもらった方が良いです。
横線でずいぶん印象が変わりますので、書いて確かめてみてくださいね。
(ブログに画像を載せますので、よろしければ参考にご覧ください。)
皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。
よろしければお聞きになってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。