IRリゾート開発構想が浮上
2021.04.19 13:58
現在ネタニヤフ内閣では観光客を呼び込むインバウンド政策、海外からの投資家を呼ぶ狙いとしてIR構想が浮上している。
まずIRとはなんなのか
IRとはカジノのイメージが強いが、カジノ施設は一部の娯楽施設で
1.国際会議場施設
2.展示施設等、
3.伝統、文化、芸術等を生かした公演や娯楽などによる観光の魅力増進施設
4.送客機能施設
5.宿泊施設
といった施設で構成されており、これを民間の活力で運営するという構想だ。
基本的に国家が経営に携わる施設はあまりうまくいかないのが鉄則だが、これらの施設の運営には国家の手は及ばず、民間企業が自由にビジネスができる。この活力こそIRが活き、結果的に国家の繁栄になる。
IRの関連投資は一案件1兆シュケル~3兆シュケル(5000億円~1兆円)程になるといわれている。
影響を受ける業界は観光業界だけでなく、インフラ業界、IT業界、広告業界、融資に伴う金融機関と幅広い企業が恩恵を受けることができるし、世界からの投資も期待できる。
現在イスラエルではカジノは違法となっているが、ネタニヤフ内閣、リクード党はカジノに関して規制緩和を行う方針でいる。