【通夜・告別式の違い】宗教・宗派別
仏教・神道・キリスト教の三つに分け、通夜・告別式の違いをご紹介いたします。
~葬儀の違い~
【仏教】
葬儀は通夜と告別式に分かれて行われますが、近年は通夜はせずに告別式のみ行う一日葬も増えています。 親族やごく親しい人だけで行われる葬儀も多くなっています。
また葬儀に数珠を持参したり、お清めの塩が用意されますが、清め塩については使われない場合も増えてきました。
【神道】
仏教式の通夜にあたる儀式を、神道では「通夜祭」と呼びます。 通夜祭と同日に「遷霊祭(せんれいさい)」が行われます。これはいわゆる御霊移し(みたまうつし)と言われる儀式です。
神道での通夜や葬儀は神社では行われません。自宅、または会場を借りることがほとんどです。
清めの塩は、儀式のなかでお祓いがありますので使用しません。
式の前には神社同様、手と口を清めます。
【キリスト教】
●カトリック
神に故人の生前の罪を詫びて許しを請い、故人が永遠の命を得られるように祈ります。 葬儀は故人が所属していた教会で行われることがほとんどで、葬儀と告別式を別で行います。
●プロテスタント
故人は神のもとで安らかになるという思想なので、祈りは神のために捧げます。 カトリックとは異なり、葬儀・告別式は分けずに行われます。
~お焼香・献花などの違い~
【仏教】
仏や死者に対して香を焚いて拝む、お焼香をします。
【神道】
お焼香に当たる行為を玉串奉奠と呼びます。玉串とは、神さまが宿るとされる榊(さかき)という木の枝に、紙垂(しで)や麻を結びつけたもので、神様に玉串をお供えします。
【キリスト教】
仏教式のお焼香、神道の玉串奉奠に当たる儀式が献花です。
白い菊や白いカーネーションを捧げるのが一般的ですが、故人の好きだった花を手向けることもあります。
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