Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

間仕切りや目隠しとしての活用広がる ロールスクリーン

2021.04.29 03:00

「スプリング式」と「チェーン式」の2タイプ

「ロールスクリーン」とは、布を巻き上げるタイプのカーテンのことです。窓に設置するだけでなく、間仕切りや目隠しとして活用するケースも増えています。たとえば、広いリビングの大空間をロールスクリーンで間仕切ることによって、新たな空間を生み出すことができます。また、キッチンや洗濯機置き場などでは、急な来客があった際に目隠しとして活用できます。

ロールスクリーンの操作方法には2種類あります。1つは、手元のスティックを引いた分だけ生地が下がるワンタッチで巻き上がる方式(スプリング式・プルコード式)のもの。腰高窓や小さい窓におすすめです。もう1つは、上端から伸びるチェーンを両手で操作し、上げ下げの微調整ができる方式(チェーン式)のものです。かがむことなく操作ができるので、出入りの多いテラス窓におすすめです。



商品選びのポイント

使用場所と機能を確認

商品選びのポイントとしては、まず、使用場所と機能で選ぶということです。キッチンなど汚れやすい場所の目隠しとして使いたい場合は、家庭の洗濯機で簡単に洗えるウォッシャブルタイプを選ぶとよいでしょう。コンロや暖房器具の近くで使用する場合は、防炎タイプがおすすめ。はっ水・防カビ加工された浴室用タイプもあります。ロールスクリーンは、下部が固定されていないため、風が強いと窓枠などに当たって音がするという側面があります。また、2連にする場合は、間に隙間ができるため、特に遮光の場合は閉めていても陽光が差し込むことに注意しましょう。



1分間で理解するロールスクリーン

チェック1 ロールスクリーンの操作方法主要2タイプ

【スプリング式(プルコード式)】

手元のスティックを引いた分だけワンタッチで巻き上がる


【チェーン式】

チェーンの上げ下げで操作する微調整が可能



チェック2 ロールスクリーンの新たな活用方法

【その1】可動間仕切りとして

大空間の間仕切りとして使う場合にも効果的。ロールスクリーンの巻上げで自由自在に間取りの変更ができます。


【その2】キッチンの目隠しとして

アイランド式などオープンなキッチンが増えていますが、ロールスクリーンを使えば来客時にサッと隠すことが可能です。



トレンド

ホワイトのロールスクリーンを使って、ホームシアターのスクリーンに代用するケースも増えています。また、調光ロールスクリーンは、外から気になる視線と光をチェーン一本で自在にコントロールできます。ブラインドの良さとロールスクリーンの良さを併せ持つパーフェクトスクリーンとして人気です。



リフォマガ2020年12月号掲載