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The Contagion Myth -Chapter2.Electricity and Disease要約

2021.04.20 07:44

T.Cowanの「The Contagion Myth」第一章に続き、第二章の要約記事です





第一章の要約記事がコチラ↓









当初の電気技師は、家庭に導線を張る技術者ではなく、電流や静電気の新奇現象を利用して、病気-難聴・頭痛・麻痺など―の治療に当たる医師であり治療家でした。ライデン瓶(高圧の電荷を溜め込む装置)に触れさせたり、電流を流した際に起こる唯一の問題、それは時に有害で致死的であったことです。


1749年のロンドン地震発生の際、英国医師のウィリアム・スタッカリーが、地震に電気が関与すると結論づけました。ロンドンの住民が「関節痛・リウマチ・風邪・頭痛・背中の痛み・ヒステリー・神経障害」を訴えたからです。これらは感電状態であり、時に致命的であると証明しました。


1799年初頭の研究者たちは、インフルエンザの原因究明に昏迷を極めていました。突発的で、しばしば同時に多様な地で発生するため、コンタギオン説(接触伝染説)では説明がつかなかったためです。


1836年、ハインリッヒ・シュヴァイツ―インフルエンザに関する著書を残していますが―以下の指摘をしています
"すべての生理学的プロセスは電子を産生し、大気中の電気的妨害は、身体の排電を妨げることになる"
彼は身体への電気の蓄積がインフルエンザ症状を引き起こすとする当時の通説を繰り返しました


太陽の電気的特性の発見に伴って、科学者たちは興味深い観察をしました。
1645年から1715年の期間、天文学者が"マウンダー極小期"と呼んでいますが、太陽活動が大人しくなったのです。
この期間中、黒点が観測されず、また北極光もありませんでした。
1715年に黒点が再び現れると同時に北極光も出現しました。


黒点活動が増加していき、1727年に高潮に達すると、1728年にインフルエンザが各大陸で流行しました。黒点活動が1738年のピークに達するまでより活発になったとき、医師たちが人間と動物の両方でインフルエンザを報告しています。

概算で、200万人の人々がこの10年のパンデミックで犠牲となりました。


医師たちはインフルエンザの不可測な流行に翻弄されていました。
例えば、1975年のインフルエンザの教科書を著したウィリアム・ベバリッジは
"英国の戦艦のアラクネーは、'何れの島にも上陸することなく'キューバ沖を航行していた。149人の乗船クルーの内114人もの組員がインフルエンザ症状を呈し、後になって判明したが同時期にキューバでも流行していた。"
と記しています。


第一次大戦中、紛争中の両陣営の政府は、最終的に地球全体を強力なラジオ波で覆うことになるアンテナを設置し、1918年後半に災害が勃発しました。スペイン風邪は当時の世界人口の3分の1が罹患し、14世紀の黒死病を上回る5千万人もの人々を死に至らしめました。

伝染を食い止めるため、地域社会で学校や会社、映画館などを閉鎖し、人々にはマスク着用の義務付けと、握手の禁止が言い渡されました。


特にアンテナの多い軍事基地に住んでいる人々の被害は甚大なものでした。症状として鼻の穴、歯茎、耳、皮膚、胃、腸、子宮、腎臓、脳などからの出血が多く報告されました。

検査の結果、血液の凝固能の低下が判明しました。死に瀕した例では初期の死亡例にみられる独特の青色の血液に進行することもありました。


1957年は世界中にレーダーが設置された年です。1957年の2月にアジア風邪パンデミックが勃発、一年間継続しました。

10年後、1968年の7月に勃発した香港風邪パンデミックに先行する形で、初期防衛通信衛星プロジェクト(IDCSP)の一環で米国から28の人工衛星がヴァン・アレン帯へ打ち上げられています。


西洋医学は生物の―植物も動物も人間も―電気的性質について関心がありません
しかし、膨大なエビデンスが示すには、微弱な電流が生存と健康の為に我々の身体に生じるあらゆることを支配しているということです。

それは血液凝固からミトコンドリアのエネルギー産生に至り、骨格中の微量の銅においてもです。
これが骨構造の維持の為に電流を生み出していますが、これら全てが大気中の電気の存在に影響を受けうるものです。特に"汚れた"電気にです。幾重にも重なった周波数や、ノコギリ状に変化する周波数と電圧に特徴づけられます。


今日我々は、身体が細胞単位で電力系統を持ち、それが細胞膜内の構造水によって維持されていることを知っています(8章を参照してください)

癌とはこの構造が破綻した際に生じるものであり、また、地球上の電気的な進展に伴って癌が増加しています。


今日、生命を育む静かな電流の音が、送電線、冷蔵庫、携帯電話など、重なり合って耳障りな周波数の音に侵されています。

テレグラフに始まり、世界中の電気、その後はレーダー、電離層を破壊する衛星、偏在するWi-Fiと続いていきました。この不穏な騒ぎに最近加わったのが第五世代無線LANシステム、5Gです。


 5Gはマイクロ波の周波数の範囲で放送されます。主に2.4~72GHzで、700~2500MHzの範囲も5Gと考えられています。

この周波数帯は「非」電離放射線と呼ばれ、光より高い周波数を持つ電離放射線と対比されます。電離放射線には例としてX線がありますが、これは原子から電子を弾き飛ばす効果があり、明らかに暴露には何等かの制限が必要です。


 非電離放射線は、物質を通過する際に荷電イオンを発生させるのではなく、分子や原子の回転、振動、電子価/配置を変化させます。これが加熱影響(Thermal Effect)を生じさせます。


 電気通信産業は頑なに生体への「非」加熱影響を否定します。膨大な研究によって、非電離放射線への定常的な暴露が、人体のデリケートな電磁気システムに顕著な害をもたらすことが示唆されていてもです。特に、5Gのような高周波の電磁場は細胞膜の透過性に影響します。健全な細胞は制御下にある場合を除いて透過しない構造ですから、良いことではありません。


我々はすでにマイクロ波技術の身近にいます。これは衣服を通過して見られる空港のスキャナーの周波数帯です。子供と妊婦はこのスキャナーの検問を求められません。潜在的な危険を考慮してのことです。

(この場合は)大人は1~2秒電波を浴びるだけです

が。5Gでは同じ電波に24時間365日体制で浴びることになります。


特に懸念される事実として、5Gの放射が60GHzになった場合です。この周波数帯は酸素に吸収され、酸素分子(酸素原子二つ)を分割し、呼吸に利用できなくさせます。


2019年9月26日、中国の武漢で、約1万もの基地局網と共に5G無線通信が開始されました(公式に始動したのは11/1)。これは米国全体にある基地局数を上回ります。そのすべてが一つの町に密集しているのです。

症例数のスパイクが2月13日に起こりました。同じ週に、武漢では5G網のモニタリングトラフィックが開始されました。


米国の全ての大都市で5Gの導入に続いて疾患が報告されました。ニューヨークでは、2019年秋にマンハッタンに始まり、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズの一部で始まりました。全てコロナウイルスのホットスポットとなっています。

ロスアンゼルス、ラスベガス、ダラス、クリーブランド、そしてアトランタが続き、今や五千もの市街が覆われています。

小国サンマリノの市街(2018年9月、世界で初めて5Gを導入した国です)は5Gに最も長期間暴露しており、最も高い感染率を示しています。これは2019年6月に展開したイタリアの4倍にも上り、5G未展開のクロアチアの27倍です。

農村部でコロナウイルスに起因するとされる疾患は殆ど存在しません。


ロシアの研究機関が、1979年、マイクロ波の動物と人間への影響を調査しました。

超高周波発生装置を扱う労働者が疲労、眠気、頭痛、記憶喪失などを訴えました。血液に局所的に影響しており、ヘモグロビンの減量と凝固亢進状態が見られました。

1971年、US NMRC(米国海軍医学研究機関)が2300以上の文献を抄録した"マイクロ波や高周波放射線に起因する生物学的現象や臨床症状が報告されている文献"を出版しました。そこで判明したのは、身体のほぼ全ての部位に副反応があるということです。

"全ての体組織の一般化変性"に加えて、出産の男女比の変化(女児が多い)、胎児発生の変化、養母の授乳期間の減少、癲癇、痙攣発作、不安、甲状腺肥大、テストステロン産生の減少など、そして特に興味深いのが、歯の詰め物の間に火花が散り、口の中に独特の金属味がすることでした



 スペイン風邪を振り返りましょう。問題は血液凝固能の異常でした。COVID-19で鍵となるのは血液の酸素欠乏です。双方の状態は感染よりも電気的毒性を表しています。鉄分の豊富な血液細胞は特に電磁気の影響に対して脆弱です。


また、他にも症状が報告されています。
発泡様症状(fizzing)です。

多くのCOVID患者は、全身が泡立つ(buzz)ような奇妙な感覚を訴えており、"肌が帯電・燃焼するような感覚"が報告されています。

電気に敏感な人々は、携帯電話の近くにいたり、車でGPS誘導のクルーズコントロールを使用すると同じような感覚を訴えます。

他にも匂いや味覚の消失、発熱、痛み、呼吸困難、疲労、空咳、下痢、発作症状、癲癇などの症状もあります。それらもまた、電気に敏感な人々が呈するものです。


5Gの施工とCOVID-19の症例の関係性、そして症状の類似性は我々に疑問を残してくれます。
ワクチンの義務化や電子IDチップの前に精査するべきではないでしょうか?
ソーシャルディスタンスやフェイスマスクを義務化する前に、このウイルスが実際に伝染性のものなのかを確認するべきではないでしょうか?


今日のパンデミックは多くの疑問を投げかけてくれます。

・5Gの影響により敏感な人々を生み出すものは何か?
・戦艦アラクネーに乗船した35人の組員は何故罹患しなかったのか?
・どの環境要因が我々の防御力を弱めることになるのか?
・食生活はどうでしょうか?
・身を守る適切な食物の選択は可能でしょうか?

次章でこれらの疑問に触れましょう。


最も重要な点として、我々がウイルスと呼ぶ微小な小胞が、実際にはエクソソームであること―つまり侵略者などではなく毒物を貪食するメッセンジャーであり、電子スモッグのような環境上の刺激に適応するように我々の細胞が生み出すものであるということです。

結果的に多くの人々は、世界中のラジオ波、家庭内にある電気、偏在するWifi(そして1738年のインフルエンザ以降回復したスズメの数)に適応してきました。エクソソームがこれを可能にするのです。

これら極小のメッセンジャーがリアルタイムで環境変化への急速な遺伝的適応を成し遂げるのです。

エクソソームが5Gのもたらす極度の混乱に我々を適応させてくれるかが今日の課題です。