「過敏性腸症候群①」症状に寄り添った鍼灸師が人気の鍼灸院恵比寿meilong mana
こんにちは!
meilong恵比寿mana院 院長 鍼灸師、柔道整復師の立野です(^_^)
先月、今月で便秘、下痢や軟便について書かせていただきました。
本日は便秘や下痢、軟便を繰り返してしまう過敏性腸症候群についてです。
過敏性腸症候群は大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかの調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く消化管の機能障害の疾患のことです。
排便することで楽になる腹痛と、下痢や便秘などの便通異常が主な症状です。
ストレスが症状を悪化させる要因の1つと考えられており、過敏性腸症候群は症状によって4つの型に分けられます。「便秘型」「下痢型」や下痢と便秘が同じような頻度で起きる「混合型」、「分類不能型」の4タイプがある。症状が重症な場合、通勤電車に乗れないなど日常生活に支障を来す場合もあります。
原因
明らかな原因はいまだ不明とされています。
小腸や大腸からなる腸は食べ物を消化・吸収するだけではなく便として排出する機能も持っていますが、この食べ物を排出する方向へ移動させるための腸の収縮運動はストレスなど不安な状態になると、運動が過剰になったりけいれん状態になったりして同時に痛みを感じやすい状態になります。
過敏性腸症候群の患者は特に痛みを感じやすく、そのため腹痛になりやすいのが特徴です。
ストレスが原因で大腸の運動機能が障害される可能性や、刺激を腹痛として感じる脳の方が過敏になっている知覚過敏説などさまざまな原因が考えられていますが、過敏性腸症候群になる原因はわかっていません。
ただ、細菌やウイルスが原因となる腸炎にかかった場合、回復したあとに過敏性腸症候群になりやすいこと傾向にあるそうです。
症状
主な症状は腹痛や腹部の不快感、便秘や下痢などの便通異常で、ストレスによって悪化する場合が多いです。
便秘が続いたり、逆に下痢になりやすいなど患者によって症状がさまざまで、排便の回数と便の形状から「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能型」に分けられます。
型によって症状の出方も違い、例えば便秘型の患者の場合はストレスを感じると便秘が悪化するのに対して、下痢型の患者の場合は緊張してお腹を下してしまいます。
対して混合型の患者は下痢や便秘を繰り返して、便の状態が柔らかくなったり硬くなったりします。
過敏性腸症候群の患者は、そうでない人に比べて胃の痛みや胃もたれ、胸やけや胃食道逆流症を合併する人が多いと指摘されています。
次回、過敏性腸症候群の診断、治療法、鍼灸治療でできることを書いていきます。
ご購読ありがとうございました。
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