現場レポ/ヒノマルソウル試写会
2021.04.22 12:58
今回、各映画館にて公開されたヒノマルソウルの試写会を鑑賞しました。
完成披露試写会の次に早く映画を見る事ができた事も宛らでした。
話の内容自体、もはや感想を拡散して欲しいまでのサービスっぷりでいくらでもネタバレしていいのかよwと思いましたがこれ確かに実話だからか、というのもあるのかもしれませんが。
結論からです。
「凄い面白かった!」です。
単純に話がもう結果論をみんな知ってる話であってそこに繋がる過程の話でその主人公が田中さん演じる西方だったわけであり、その西方の心情と原田役の濱津さんの心情がメインになってくるので実際のキャストのテストジャンパーがメインになるわけではなかったのがよかったのかも。この映画の写真を見ると眞栄田さん、山田さん、菜緒ちゃん、古田さんがメインに見えるかもしれませんが話の中身は50%は西方の心情です。菜緒ちゃんの絡む率もありながらもそれをないがしろにしない演出。ソチ五輪から女子ジャンプが正式種目になった事もありその上での課程の一つでしょう。とにかくこの3人、山田さん演じた髙橋、眞栄田さん演じた南川、菜緒ちゃんの小林、3人の心情をしっかり色を出していてその魅力をしっかり引き出していた演出で西方と原田の確執を見事に拭ってくれていたと思います。
この話自体が実話での流れだと考えてみていけばすごくスンナリ入り込めるけど知らない人もすぐに感情移入して入り込めるのが土屋さん演じた妻、幸枝の存在。ここでの演出の入り込みでスンナリ物語が進んでくれます。後は、話がネタバレになる内容も含みますから略しますがこの幸枝の登場がかなりポイントで物語が進んだと思います。
実際に西方が優勝してなぜ日本代表に選ばれなかったのか?何故、小林がテストジャンパーになったのか?南川のケガの理由?など疑問に残る内容もあるっちゃあるんだけどそれを踏まえても全てがテンポよく進んだ事、それぞれに演出を施し3人が輝くように、そしてその輝きがしっかりと西方に繋がる演出、と見事な内容だったと思います。
何より、「僕たちが西方さんに道を作ります」。高橋のこのセリフが正にこの映画を一言でいうとこれです。それくらいわかりやすく、面白かった作品でした。
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