カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)電子ブックのダウンロード
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)
によって 佐野 眞一
3.6 5つ星のうち(24人の読者)
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)電子ブックのダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 小さな薬屋の息子として生を享けた中内功。戦時中はフィリピン戦線を彷徨い、終戦後はヤミ市を舞台に人生の再スタートを切る。やがて「主婦の店・ダイエー」を開業。キャッシュレジスターの導入や、独自の流通網を築きあげることで、思い切った値下げ作戦を展開する―。戦後日本経済の発展とともに成り上がり、そして破滅していった男の全てを書き記した超重厚ノンフィクション。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 佐野/真一 1947(昭和22)年東京生れ。出版社勤務を経てノンフィクション作家に。主著に、日本のセックス産業を描いた『性の王国』、無着成恭と教え子たちを追った『遠い「山びこ」』、読売グループを築いた正力松太郎の評伝『巨怪伝』、民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた『旅する巨人』(大宅賞)、エリートOLの夜の顔と外国人労働者の生活、裁判制度を追究した『東電OL殺人事件』、出版不況の現場をルポした『だれが「本」を殺すのか』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)の詳細
本のタイトル : カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)
作者 : 佐野 眞一
ISBN-10 : 4101316317
発売日 : 2001/5/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : カリスマ-中内功とダイエーの-戦後-上-新潮文庫.pdf
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以下は、カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
(本レビューは上下巻あわせてのレビューです。)本書は、ダイエーの起業者である中内ダイエー元社長の幼少時からの歩みを描いた伝記です。幼少時・青年期を彼がいかに過ごし、戦争中の過酷な経験を経た彼が、いかに神戸の闇市にあった一薬品商から日本を代表するスーパーダイエーを築き上げたか、そして現下の苦境に陥るまでの情熱と情念を描き出した一代記です。本書は、ダイエー創業以来の破竹の快進撃の描写のみならず、中内氏の成長期の姿、戦争中の人肉相食む凄惨な経験、兄弟の相克や創業以来苦肉をともにした戦友~ビジネスパートナーやダイエーの創業期の社員など~について、緻密な取材をもとに複層的に記述しています。中内という一人格の活動を浮き彫りにしているのみならず、ダイエ!ーという企業が、戦後のどのような社会、価値観にどのように適合し、これと相互に作用しながら膨れ上がっていったのかということが詳細に記述されています。戦後、日本が一敗戦国から世界有数の経済力に膨れ上がった熱い時代の一つの象徴であったダイエー。ダイエーの成長そのものの淵源は人々の果て無き物欲と人々の働く汗のぶつかり合いにあったのであり、中内氏はその触媒的な役割を果たしたのでしょう。まさに昭和の日本を代表する経済人であったカリスマとしての中内氏とその周りの社会的な化学反応には圧倒されることと思います。戦後を振り返りたくなったとき、必ず読みたくなる著作です。一方で、単行本のときと比較して、現在問題になっているダイエーの経営問題とその淵源についての記述が増!えており、中内ファミリー企業と後継問題、現在の銀行とのやりとりとのかかわりで過去の歴史を語っている記述が増えていることがちょっと気にかかります。文庫になって、戦後史的というよりは企業史色を強めた感はあります。でも、その要素を含めても、本書は優れた戦後史の本だと思います。