資本主義の起源と「西洋の勃興」 epubダウンロード
資本主義の起源と「西洋の勃興」
によって エリック・ミラン
3.9 5つ星のうち(1人の読者)
資本主義の起源と「西洋の勃興」 epubダウンロード - 内容紹介 なぜヨーロッパに「資本主義」は誕生したか? 中世における中国、インド、北アフリカを比較の視野に収め、「ヨーロッパ中心主義」を周到にしりぞけつつ、「資本主義」発生の条件に迫る。 ウォーラーステイン、フランク等を批判的に乗り越える野心作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ミラン,エリック 1973年ベルギー生。ヘント大学でヨーロッパ近代史を学び、米国ニューヨーク州立大学ビンガムトン校社会学部大学院にて博士号を取得。西ケンタッキー大学、ユタ州立大学などを経て、現在は米国ニューヨーク近郊にあるフェアフィールド大学社会学・人類学部の准教授。パリ人間科学院リサーチ・アソシエート 山下/範久 1971年大阪府生。ビンガムトン大学社会学部大学院にてウォーラーステインに師事、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。北海道大学大学院文学研究科助教授を経て、現在、立命館大学国際関係学部教授。専攻・世界システム論、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
資本主義の起源と「西洋の勃興」の詳細
本のタイトル : 資本主義の起源と「西洋の勃興」
作者 : エリック・ミラン
ISBN-10 : 4894347881
発売日 : 2011/3/23
カテゴリ : 本
ファイル名 : 資本主義の起源と-西洋の勃興.pdf
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以下は 資本主義の起源と「西洋の勃興」 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
ウォーラーステイン以降、資本主義の歴史はだいたい500年という認識が半ば常識化しているが、本書は、中世(AD1000-1500)の諸地域の考察からそういった常識の焼き直しを図ろうとする試みの書である。とは言うものの、ウォーラーステインを全面的に批判するのではなく、むしろ基本的な枠組みは極めて寄り添いつつ、資本主義の起源として12世紀ごろの中世ヨーロッパを配置する。ミランによれば、当時のヨーロッパ社会では、商人が決定的な政治的権力を持って、都市国家間システムの中で競争しつつ、周辺地域を植民地化していくという地政学的特徴が世界の諸地域との違いであり、また持続的な資本蓄積が可能になった条件であると説明される。もっとも他の諸地域にも商人資本家は存在していたが、西ヨーロッパの例外性は、商人権力が永続化し、彼らの利害から政治システムが構築され資本の蓄積が可能となった点である。もちろん16世紀の領域国家的な政治再編の重要性を低く見積もっているのではないが、資本蓄積のための諸要素はすでに中世ヨーロッパに現われており、初期近代もその持続として存在すると結論付ける。私は専門研究者でもなんでもないので、具体的証拠から批判するというすべをもつべくも無いが、読む限りなるほどと思わせる証拠が数多く提示されており、なんとなくだが、ウォーラーステインの近代世界システムのように基礎的文献として参照項になっていくような気がする。ただ、厳しいかもしれないが、ちょっと誤植が多いような気がする。しかるに一点減点。