催涙スプレーで失明したり、後遺症残ったりしないの？効果と安全性について

催涙スプレーで失明したり、後遺症残ったりしないの？効果と安全性について

こんにちは！

催涙スプレーが目に入ったら、失明したり後遺症が残ったりしてしまうんじゃないの？とお思いの方が多くいらっしゃると思います。

結論を言うと、失明や後遺症の心配がいらない催涙スプレーと、その可能性がある催涙スプレー、両方存在します。

今回は、護身用の催涙スプレーの成分と安全性や、かかってしまった際の症状などについて詳しくお話します。

皆さんは催涙スプレーにどんなイメージをもっていますか？

• 「犯罪とかに使われるヤバイやつでしょ？」
• 「スプレーかけられた側は失明とかしないの？」
• 「後遺症が残ったりしそう」
• 「そもそも持ってていいの？」
• 「違法なんじゃないの？」

このような疑問が不安があって、護身や防犯用に買ってみようかな？と思っても躊躇してしまうかたもいるのではないでしょうか。

催涙スプレーは、相手に催涙剤を噴射し、相手の自由を奪う護身グッズです。催涙スプレーに使用されている催涙剤は主にOCガス、CNガスの２種類に分けられます。

催涙スプレーに使用されている催涙材の成分

１．OCガス

「オレオレジンカプシウム」というトウガラシ成分を含んだガスの事です。この成分はトウガラシ由来なので、失明や後遺症の心配がなく、安全性が認められています。当店ではOCガスを使用した催涙スプレーのみを取り扱っていますのでご安心ください。

かけられると目が開けられないほどの痛みが走り熱さを感じ、約1時間ほど身動きが取れなくなり行動不能となります。OCガスは非常に強力でありながら、安全性も高いガスです。痛みを感じにくい状態の泥酔者や麻薬中毒者にも効果が期待できます。

２．CNガス

「クロロアセトフェノン」という化学製品性のガスです。

目に入らなくともかけられただけで痛みが走り、約30分～45分間は行動不能となります。広範囲に効果がありますが、OCガスとは違い泥酔者や麻薬中毒者には効果が無い場合もあり効果は限定的。今はほとんど使用されていません。

このCNガスは化学成分のため安全性が疑問視されています。

▼OCガス使用の催涙スプレーはこちら

催涙スプレーの後遺症は？失明したりしない？

前述のとおり、当店で取り扱っている催涙スプレーで失明したり、後遺症が残ることはありませんので安心してください。

催涙スプレーの効果は？

催涙スプレーが皮膚や目、鼻、喉などの粘膜に付着すると、瞬時にやけどのような熱さと痛みが生じ、せき込んだり苦しくなったり涙が止まらなくなるなどの症状が現れます。

そのため、その場から身動きが取れなくなります。付着する量にもよりますが、10～30分間は効果が続きます。 

粘膜以外の皮膚の部分であっても、熱い感覚と激痛が走ります。雨の中であっても、付着後にすぐに洗い流しても効果はほとんど弱まりません。冷やすと楽に感じますが、それは冷やしている間だけで催涙成分は長時間皮膚の中で作用し続けます。

私は上の噴射動画を撮影したとき、手の甲にほんの2、3滴付いただけで夜まで痛くてヒリヒリしました。

催涙スプレーがかかってしまった時の対処法

過って自分に催涙剤がかかったり、目に入ってしまった場合は冷水でひたすら洗い流してください。氷を当てて冷やすのも効果的です。

このときに温水を使うと、催涙剤のトウガラシ成分の効果を高めてかえって症状を悪化させてしまう場合がありますので、必ず冷水を使用するようにしましょう。とにかく冷たい流水で流しまくりましょう。洗っている間は多少楽に感じますが、水を浴びていないと熱くて痛くて耐えられません。

また、催涙剤が付着した衣類はすぐに脱ぐようにしましょう。催涙剤が蒸発し催涙剤の成分が拡散してさらに被害が大きくなる恐れがあります。

もし催涙剤が小さなお子さんやペットにかかってしまった場合は、念のためすぐに病院を受診するようにしましょう。また軟膏やクリーム、目薬などは使わないでください。炎症を起こす可能性があります。

通常は時間がたてば痛みも薄れ、特別な処置を行ったり病院へ行く必要はありませんが、1時間以上たっても痛みが酷く、はれが引かないような場合は医師に相談しましょう。またその際は催涙スプレーを浴びたと医師に伝えてください。

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そもそも催涙スプレーを持ち歩いてもいいの？違法じゃないの？