映画『約束の宇宙』 「重力を楽しめ―。」ついに宇宙へ!!宇宙飛行士のエヴァ・グリーン&マット・ディロン出発直前 特別映像が到着。
『007/カジノロワイヤル』『ダンボ』のエヴァ・グリーン主演×『裸足の季節』(15)の脚本が絶賛で迎えられたアリス・ウィンクール監督により、かつてない斬新な視点で女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描き出す『約束の宇宙(そら)』が全国公開中。
音楽は、世界で活躍し続ける坂本龍一が担当。やさしく美しい旋律が、母と娘の物語を包み込む。共演に、マット・ディロン(『クラッシュ』『ハウス・ジャック・ビルド』)、ザンドラ・ヒュラー(『ありがとう、トニ・エルドマン』)、ラース・アイディンガー(『パーソナル・ショッパー』)という欧米の実力派俳優が集結。
内に秘めた情熱とごく普通の母の横顔を持ちながら、宇宙飛行士たちの知られざる訓練や壁にぶつかりながらも懸命に夢を追い、母と娘がともに成長をしていく。今日的でタフなしなやかさを体現したあたらしいヒーローの姿に迫る人間ドラマとなっている。
「完璧な宇宙飛行士なんていない。完璧な母親も―。」
そしてこの度、宇宙飛行士たちの出発までの日々を切り取った特別映像が公開された。「プロキシマ」と名付けられた人類初の火星探索の最終準備のため、ISS(国際宇宙ステーション)での約1年間の滞在というミッションの新メンバーに抜擢されたフランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)。旅立ちまでの約2か月間、ひとり娘のステラと離れてロシア・スターシティへ滞在し母親であり宇宙飛行士であることの葛藤を抱え悩みながらも訓練に励んでいた。同じミッションのクルーたちとも次第に打ち解け、宇宙への旅立ちが近づいてきた。
アメリカ出身のリーダー、マイク(マット・ディロン)とともに、施設に程近い地元のスーパーに買い物へいくサラ。そこでは宇宙飛行士たちが生活をする町らしく、〝英雄“である彼らのグッズが並べられている。
マットが初めての飛び立ちに挑むサラを気遣い、温かくも鼓舞するセリフが印象的。厳しい訓練を乗り越えて、いよいよ夢を叶えるまでの束の間の宇宙飛行士たちの素顔を捉えた映像となっている。
また本作には、日本からは星出彰彦飛行士の搭乗で話題が集まる、4月22日(木)19時11分※日本時間】に打ち上げられた民間初の宇宙船「クルードラゴン」2号機の搭乗メンバーのひとり、フランス人宇宙飛行士として初のISS滞在を果たしたトマ・ペスケが制作に全面協力。本作にもカメオ出演をしている他、撮影現場にも立ち会い、俳優たちにアドバイスをくれたという。
エヴァは「トマは技術面について様々なアドバイスをくれました。ウィンクール監督とわたしは、彼のことを“わたしたちのゴッドファーザー”と呼んでいたんですよ(笑)」と明かしている。
本作の撮影を経て、ウィンクール監督は、トマとは友人となり、クルードラゴンの管制業務が行われるヒューストンに招待されているとの事(!)。スーパーヒーローとしてではなく、私たちと同じように悩み、葛藤する飛び立つ前の宇宙飛行士たちの姿をつぶさに捉え、リアリティのある映像で描かれた本作。まさに今飛び立とうとしている彼らと彼らを支える人々の存在をより身近に感じることができる。彼らの旅立ちをしっかりと見届けたい。
<STORY>フランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)は、欧州宇宙機関(ESA)で、長年の夢だった宇宙へ行く事を目指して、日々訓練に励んでいる。物理学者の夫とは離婚し、まだ 7 歳の娘ステラ(ゼリー・ブーラン・レメル)と二人で暮らしている彼女は、“Proxima(プロキシマ)”と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。大喜びの彼女だったが、このミッションに旅立てば、約1年もの間、娘と離れ離れになる。過酷な訓練の合間に、娘は母と一つの約束をする。「打ち上げ前に、2人でロケットを見たい」と。母は約束を果たし、無事に宇宙へ飛び立てるのか。
監督&脚本:アリス・ウィンクール 『博士と私の危険な関係』(監督)、『裸足の季節』(脚本)
出演:エヴァ・グリーン 『007/カジノ・ロワイヤル』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『ドリーマーズ』 マット・ディロン 『クラッシュ』『ドラッグストア・カウボーイ』『ハウス・ジャック・ビルト』 ザンドラ・ヒュラー 『ありがとう、トニ・エルドマン』『希望の灯り』
音楽:坂本龍一
2019 年/フランス/107 分/フランス語・英語・ロシア語・ドイツ語 配給:ツイン 後援:JAXA 協力:Vixen
ⒸCarole BETHUEL ⒸDHARAMSALA & DARIUS FILMS
公式サイト:http://yakusokunosora.com/
TOHO シネマズ シャンテほか全国公開中!