2023-117 ジャパンC
ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 ジャパンカップ(GⅠ) 本競走は、「世界に通用する強い馬づくり」を目指すべく、昭和 56 年に創設された重賞競 走。初年度はアメリカ、カナダ等の 4ヶ国から合計 8 頭を招待して実施された。57 年には ヨーロッパとオセアニア地区、58 年には地方競馬の代表馬も招待の対象となった。また、 平成 20 年に創設された秋季国際GⅠ競走シリーズ『ジャパン・オータムインターナショナ ル』に指定されている。 ロンジンは、スイスのサンティミエに拠点を置く時計メーカー。本競走は、同社より寄贈 賞を受けて実施されている。
【コース】東京芝2400m
中央競馬を代表する主要コース。日本ダービーやジャパンCが行われる舞台だ。スタートは正面スタンド前直線から。スタート後、平坦のホームストレッチを走り、ゴール板を一度通過。そこからグルリとコースを一周する。最初の1コーナーまでの距離は約350m(Aコース時)。1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦。約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。
【馬番枠番・性別馬齢】
1・8枠の連対多く、内枠・外枠有利。
1着の馬番は1桁が多く、10番以降の1着馬番は4回しかない。
牝馬の好走実績やや多く、1着7回、2着4回、3着5回出ている。
馬齢では3~5歳馬中心で、6歳馬以上は苦戦。
【人気・配当】
馬単の万馬券は2回と少なく、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着はほぼ5番人気以内も、9番人気にも注意。
2・3着では6番人気に注意。
4年連続で1番人気が連対中。