無農薬・無化学肥料のお米 いずみ農縁
和泉市三林町にある、いずみ農縁さん。
無農薬・無化学肥料にこだわったお米を作っている。
農薬の基準が緩和されつつある日本。これはいい意味ではなくて、「たくさん農薬を使っていいよ」という意味。
もちろん農薬の恩恵を受けている人もたくさんいて、否定はできないけど、添加物が入っている食品をたくさん口にする時代だからこそ、「自分で食べるものを選べない」子供たちのために選択肢を増やしたり、こだわってお米を作っている辻林さんの想いに共感する。
『一粒は空を飛ぶ鳥のために 一粒は地の虫の中のために 残りの一粒は人間のために』
辻林さんの言葉だ。
田んぼに住む生物を駆除するのではなく、すべてに存在の意味があり、一緒にお米を育ててくれている。人のチカラだけで食物が育つわけではない。
これは社会にもいえることだけど、つまり、「共存」ということ。
購入者ひとりひとりに、直筆のメッセージを添えてくれている。こういうところも、人柄が出ていて、たくさんの人を惹きつける。
辻林さんのSNSのコメント欄がいっぱいになっていくのを、僕は羨ましく指を加えてみているが、「人の生き方」を教えてもらってる立場である以上、「嫉妬しています」とは言えない。
そして、家族と共に美味しいご飯をいただいた。
人は、知らない人が作ったものより「好きな人」が作ったモノに興味が沸く。
このお米ができるまでの道のり、想い、生き方、つまり「STORY」を知っているから、そこに共感や感動が生まれるし、そういう人や会社からモノを買いたいと思う。
僕も、和泉市で起業したい人の場所をもっとたくさん作って「人が集まる街作り」という大義名分をかかげれば、もっと「いいね!」や「コメント欄」が埋まるのかな。
いや、そこはやはり人柄か。そもそも目的が卑しいよね。と思いながら、おはようございます。