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中村鏡とクック25cm望遠鏡

1935年(昭和10)の金星スケッチ(1)

2021.04.24 08:01

 東亞天文協会遊星面課が発足(1933年)して暫くは、金星・木星・土星の惑星面スケッチも行われました。今回は、渡辺(後の佐伯)恒夫氏の金星スケッチです。

 金星表面の模様は極めて淡くデリケートです。その困難な対象を根気よく描写した渡辺恒夫氏は、とても鋭眼であったことが分かります。

参考文献:日本アマチュア天文史,日本アマチュア天文史編纂会,恒星社厚生閣,1987

(資料は全て伊達英太郎氏保管)