【仕事のモチベーション 20代最後〜現在編】
おはようございます。いつもブログ更新はとくし丸車両の整備中に行なっているとくし丸の大庭です。
さて今回ですけども、前回のブログの続編です(前回をご覧になっていない方はまずそちらをご覧下さい→【仕事のモチベーション20代編】)
昔と違って、転職は当たり前となった時代となり、個人はスキルアップや経験値の幅を広げることができ、会社は年功序列制度を廃止し、能力主義で若手にもチャンスを作り出すことが求められてきます。これを怠ると、若手の優秀な人材は条件の良い他社に流れてしまいます。最近では、あえて独立を応援し、退職後もビジネスパートナーとして上手く関係を作っているところもあります。
最初の転職が29歳の年で、きっかけは人事異動でした。いわゆる左遷ではなく、ステップアップに当たる人事でしたが、当初聞いていた内容とは程遠い現場体制で、ステップアップどころか、ここをほぼ0ないし超マイナスの状態から立て直すような状態で、一気にモチベーションが下がり、軽い鬱になりました。てきめんに体の不調があり、何事もどうでもよくなるような精神状態でした。鬱になる人はメンタル弱いからやと思ってましたが、その時の環境や精神状態によっては誰にでも起こりうることだと思いました。
その時救われたのは妻の言葉で、「体調不良になるぐらいなら仕事辞めたら?」でした。
それを聞いて辞めようと思ってからは気持ちが晴れて、体調もすこぶるよくなりました^_^
介護業界(特に在宅)の特徴として、同業他社との連携というものが仕事上当たり前にある環境で、自然と他社間の人間同士で交流が持てる業界だと言えます。僕の場合、仕事を辞める際に次の仕事を決めずに辞めました。しかし、それまで築いたネットワークのおかげでありがたいことに数社の方から一緒に仕事をやらないか?とお誘い頂きました。自社の人間より、他社の人間に評価されることが嬉しかったのを覚えてます。
転職先として選んだのは、新規事業の立ち上げから関わらせて頂き、ケアマネジャーという新たな仕事にチャレンジ出来る職場を選びました。
とても充実した日々を過ごしていた中、仕事上でお付き合いのある方から新しい社会資源を作りたいのでやりませんか?とお誘い頂いたのをきっかけに現在の移動スーパーとくし丸を始めさせて頂きました。
僕が転職するポイントで重要視しているのは、その仕事や環境にワクワクできるかどうか?という点です。
もちろん収入も大事ですが、1日、1年通して仕事をする時間が生活の中で圧倒的に長い為、どうせやるなら楽しくできるほうがいいよねっていう考えになりました。
昨日たまたま関西スーパー内代店のグロサリーチーフ(今月人事異動で配属)が会社の方針でとくし丸への同乗研修がありました。関西スーパーで25年も勤続されている方で僕も良い勉強をさせて頂きました。その方が言った言葉で印象的だったのが、「とくし丸は商売の原点であり、これがあるべき姿、僕らがやっているのは作業だった」と仰られていたことです。日々の業務が多すぎたり、上司や本社の顔色を伺いながらの仕事にいつの間にかなっていたと言われ、とくし丸を体験できて楽しい1日だったと言って頂けました。
今の20代〜30代前半の若手に伝えたいことは、体を壊してまでやる仕事はなく、もしそんな環境に身を置いているのであれば、一旦逃げるのもありかと思います(会社の風習や環境を変えるのはかなり難関な為)。
少しでもやりがいを感じたり、誰かに必要とされていることを実感できる仕事に就いて、持てるパフォーマンスを発揮してもらいたいなと思います。
という自分もまだまだ学ぶべきことが多く、偉そうなことは1ミリも言えないですが、今まで経験したことで、少しでも参考になればと思いました(おわり)。