ツグミ４種（クロツグミ）

4月下旬の事です。

自然公園の芝生広場には、まだツグミ数羽が残っていました。

近くの繁みから鳴き声がしたと思ったら、シロハラが飛び出てきました。

ツグミ類の鳴き声は聞き慣れましたが、まだ声から種の判別は出来ません。

シロハラを眺めていたら、なんとアカハラが混ざりました。

アカハラを撮影しようとカメラを構えたら、今度はクロツグミが視界に飛び込んできました。

アカハラの写真は逆光のため断念しましたが、嬉しい忙しさです。

クロツグミ♂は、黒い上半身、黒斑の混じる白い下半身、黄色いアイリングが特徴です。

見渡してみるとクロツグミが数羽集まっていましたが、何故か♂のみでした。

近付くとすぐに逃げてしまいそうですが、幸いにも生垣越しに撮影が出来ました。

この日、同じ場所でツグミ、シロハラ、アカハラ、クロツグミの４種に出会う事が出来ました。

実はこの日のクロツグミとの出会いは、これで終わりではありません。

市内の別の場所でもクロツグミ♂を見つけました。

シロハラの様に落ち葉をひっくり返して餌を探していました。

一匹のアリを見つけ、嘴の中に放り込んでいます。

その後も一心不乱に餌を探していました。

私にとってクロツグミは比較的珍しい鳥です。

見つける事が出来ても、なかなか繁みから出て来てくれませんでした。

今はまだ新緑が芽吹く頃なので、姿が見つけやすいのかもしれませんね。