I様 Ibanez フレット&ナット交換
宮城県仙台市のギターリペア(修理)&中古楽器買取販売店【FOOLS GOLD フールズゴールド】です。
寒い日が続いているな〜と思ったら、明日から12月でした!!!
冬ですねー。
タイヤ交換もバッチリ済ませたし、来るならいつでも来い!!!!雪。
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今回は、Ibanezのギターをフレット&ナット交換です。
古い国産のアイバニーズ。
いい表情をしてますね〜。
元のフレットです。
サイドのエッジが引っかかる感じがありました。
割れやすいエボニー指板だったこともあり、しっかりレモンオイルで保湿をし、半田ごてで温めながら慎重に抜いていきました。
全体的に汚れているので、軽く研磨し綺麗にします。
フレット溝脇の割れ防止と補強のため接着剤を流します。
フレットを抜いた際に欠けてしまった箇所もこの後に埋めていきます。
指板調整を施し、指板面を整えます。
崩れたアールも一緒に修正しました。
新しいフレットを打ち、フレットサイドを鉄鋼ヤスリである程度整えます。
最終的な仕上げは後ほど。
すり合わせに入る前に、ネックのストレートをチェック!
余計に削ることが無いよう、ネック全体だけでなく部分的に短い距離でもチェックしていきます。
すり合わせ完了です。
整形していきます。
専用工具でフレットの角を取り、サイドも仕上げていきます。
最終的なプレイアビリティに繋がるので大事なポイントです。
続いてナット交換。
接着面を整えます。
どんなに丁寧にナットを整形しても、この面がグズグズのままでは意味がありません。
1本1本、溝を微調整して適正な深さにしていきます。
音、演奏性の両方に関わってくる箇所です。
ナットは弦楽器にとって、とても重要な部品と言えます。
フレットサイドの仕上がり具合です。
可能な限り角を取ることで、手に優しく演奏性も良いネックになります。
指板面も含め綺麗に仕上がりました。
貫禄のあるギターですが、フレットとナットが生まれ変わったことで、また新鮮な音を演じてくれると思います。
以上、フレット&ナット交換でした!!
大掛かりな作業からちょっとしたメンテナンスまで様々受け付けております。
相談・見積もりは無料です。
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