会社の嫌な部分が見えてしまって漠然と将来が不安になってしまったら

会社で働いていると、真面目に過ごせば過ごすほど

その会社を好きになれますし

逆に深く意識しているからこそ

その会社の嫌な部分も見えてきますよね。

実際に働いたからこそ見えてくるもの

深く仕事を知ることによって見えてくるもの

立場が変わって見えてくるもの

タイミングや内容も様々だと思います。

友人や知人の話を聞いて、比較した結果ゆえの場合もありますが

会社の仕組み、特に条件などの面は大きく動かすことは出来ません。

人間関係で苦手な人がいる場合は接し方を変えたり

そもそも接点がなくなれば解決はします。

ただ、少人数で毎日必ず接点を持つ必要がある場合などは動かすことは難しいです。

既にわかっていた内容であれば納得をして入社をしているので

環境の変化に伴って必要がある場合を除いては

直接的な退職理由にはあまりなりません。

一般的に考えて

常識から

誰もが必ずしも共通ではありませんが多くの人が共通と考えている内容があって

仕事の進め方や社会人モラルの面で

明らかにかけ離れてしまっている場合は

「嫌」になります。

ビジネスマナーとして報連相を徹底しているのに他の社員が全くしていなくて振り回される。

普通に考えれば必要のないコミュニケーションが日常的に必要になる。

組織上は存在するが仕事のレポートラインが全く機能しておらず好き勝手に指示が降ってくる。

全く関係のない部署の火消しをしなければいけなくなり板挟みにあってしまう。

最終決定が全くされずにグダグダになってしまい足を止めざるを得なくなることが日常化している。

仕事を放棄したり、勝手に引き継いだつもりになっているなど悪い意味で自由すぎる行動をするのがあたりまえになっている。

など、他の環境のどうこうを抜きにしても

その会社としての当たり前によって振り回されてしまって

「普通」が通用せずに仕事のやり辛さを生み出している場合です。

こうなってしまうと真面目に仕事をすればするほどストレスが溜まってしまいますし

真面目にすればするほど抱え込んで都合が良い存在になってしまいます。

どこまで気を遣えば良いか

コミュニケーションをどこまで追いかけて

どこまでお願いをしなければいけないのか

目途が立たずに心配で溢れてしまいますし

油断が出来ずに全く気を抜けないので疲れてしまいます。

あるあるで片づけてしまうことは課題に向き合えていないということでそれがずっと続くということです。

そうなってしまうと

早く見切りをつけてしまうか

諦めて同じように順応してしまうかのどちらかでしょう。

順応することで、その会社に所属する上では良いことかもしれませんが

もともと「普通」じゃないと思っているから諦めてしまっているので

あまり良い成長ではないのかと思います。

転職をするとなっても次の職場で苦労をするでしょう。

もちろん、仕事では周りを満足させることで評価を得ることが出来ますか

そこに至るまでの過程で必要な負荷と不必要な負荷はあって

不必要な負荷の比重が高いとこうなってしまいます。

信じられないほど快適だったり、自由に決められるなど

ポジティブな意味で普通じゃないのであればそれは大切にすべきですが

ネガティブに考えている場合は、会社のスタンスとの相性が悪い状態です。

そういった環境でも相性が良く働きやすいという人もいるわけで

既存の社員は見切って行動を起こしているか諦めて順応したか興味がないかのどれかです。

志望動機に好きな部分との相性として「この会社だから」は大切ですが

退職理由となり得る嫌いな部分での相性も「この会社だから」からなんですよね。

真面目に仕事をしているとは

前向きに社会人としてのマナーを意識して仕事に取組み課題に向かい合し結果を出していることで

だからこそ違和感にはすぐに気づきます。

それが将来性への不安＝その会社に長く在籍するイメージがわかない状態であって

一般的な「こうすれば大丈夫」が通用しないからそうなってしまいます。

そんな人達と働きたくない

長く在籍して同じようにはなりたくない

そう考えるでしょう。

しかし、真に仕事に向き合えているのは軸を持っているからで

その軸がブレない程度に付き合えば良いですし

そんな環境でこそ先を見据えてやるべきことは

実績を残すことです。

逆にチャンスとも言えて、外から見たら評価をされやすいはずです。

外の方が価値観が近く

その会社あるあるのスタンスで商談に臨むよりも、取引先もやりやすいでしょう。

こういった状況であれば

条件などの動かせない部分も考慮して「見切る」か「諦めるか」を決めて

転職を目指すか順応するかによって立ち振る舞いを変えていけば

それも一つの目標となりやるべきことが見えてきます。

漠然とした不安から何をして良いのかわからないと疲れ切ってしまいます。

「何をしたら良いか」を自分で作り出すことで少し前向きになれますので

是非、このような状態で困ってしまったら意識してみてください。