勉強の思い出
2021.04.27 16:40
会社員時代、「50年以上読み続けられている本」を読む勉強会が毎月あり、
若手(入社3年目くらいまで)の頃、参加していました。
若いころは、惰性(無意識の習慣)で生きてしまっていて、
「本かー、めんどくさいなぁ」
くらいの気持ちで参加していました。
事前に本を読んでいくことになっていたのですが、
あまり読まずに参加していました。
勉強会の最後に、感想を述べる時間があり、
「読んでないのに、感想なんて…」と思い、
その場しのぎに、
「勉強になりました…」
と答えたら、
「それだよ!」
え…?
本を読まずに参加している勉強会でほめられてしまった…。
そうなのか?と思い、それ以降は
「なんでも勉強になる」
と考えて生きるようにしています。
そして、実はそこから、子どものときのようにまた本を読むようになりました。
勉強をする
勉強になる
同じ「勉強」という言葉を使っていても、イメージが違ってきます。
「勉強をする」は行動。
「勉強になる」は結果であり、その瞬間は成果とは言えない。
その結果も「良い・悪い」で判断できず、過程や失敗も含めたもの。
勉強してなくても「勉強になりました…」っていう嘘がつけてしまう(^^;)
だけど、「勉強になる、ってこういうことか!」という過程が大切だったりするわけです。
勉強する理由を探す、というより、
「目の前にあるもので、勉強にならないものなど一つもない」
と考えられるか。
まずは、
「勉強になるなー」って嘘でもいいから言ってみよう(^^;)
周りの大人は心が動かされちゃうから。