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八ッ場ダム

八ッ場ダム 第4回 特別見学会

2017.12.22 01:00

上の写真は矢木沢ダムの特別放流を見学したときにもあったダムカード風の撮影スポットだ。

今回は左岸のコンクリートプラントの見学だ。

今回の募集は次のとおりだ。


まずは2017/11/16 21:47に届いた予告のメール(抜粋)だ。

八ッ場ダムファンクラブ会員各位

お世話になっております。夜分に失礼します。

すっかり寒くなってきた、ここ八ッ場よりお知らせでございます。

① 特別見学会を以下の日程で開催いたします。詳細につきましては後日連絡いたします。

 しばしお待ちください。

  12月15日(金)

  12月16日(土)

  12月17日(日)

  12月18日(月)

  12月22日(金)

  12月23日(土)

  12月24日(日)

  12月25日(月)

  ※くりぼっちの方は、クリスマス期間に、そうでない方はその前に。

   いたれりつくせりの8日間開催!

(12月15日~24日までクリスマスナイトツアー(一般向け)も開催します。

 これは明日発表です)

② 会員証につきましては、こちらでお越しの際等にお渡ししておりますが、

 お越しになる際には、事前に一報いただけますようお願いします。

 (意外と仕事で外出しています)

③ 「長野原町に新しい芽を出そうプロジェクト」成果報告シンポジウム開催

 日 時:2017年11月19日(日)13:00~

 場 所:長野原町山村開発センター

  ※女子大生と遊んでいると陰口をたたかれながらも取り組んできたプロジェクト、

   その成果報告です。長野原町・八ッ場ダム、どうする!?どうなる!?。

   入場無料です。お近くの方はぜひ遊びにきてください。 


毎回、味のある開催案内である。

開催日が決定しただけで詳細がまだなので申し込みができない。

③にも参加したいが都合の悪いことに住んでいる自治体の除草作業がある。

何ということだ。


2017/11/21 詳細の案内がきた。

 見学箇所:左岸天端(コンクリートプラント)より現場を見学。

     その他、各施設見学予定。

 開催日

  12月15日(金)•16日(土)•17日(日)•18日(月)

  12月22日(金)•23日(土)•24日(日)•25日(月)

 開始時間(見学時間は60分程度)

  ① 10:00~ ②11:30~ ③13:30~ ④15:00~

  各回10人ぐらい迄

 集合場所:やんば見放台駐車場


結果は12月22日10時からの見学となった。

この日は自分を含め二人が参加するはずだったのだが、もう一人の方から前夜にキャンセルの連絡があったということで、まさかの参加者一人のみでの開催となってしまった。

もう少し前に分かっていれば別の時間帯での参加でもよかったのだが、前日の夜の連絡ということもあり、一人のみでの開催となったようだ。

見学会で説明を担当してくれる課長さんとのマンツーマンでの見学だ。

12月の開催だったのでスタッドレスのクルマをレンタルするか迷ったのだが、天候を確認し積雪もないのでノーマルタイヤのクルマで来た。

次回の見学会の開催時期を尋ねたところ、冬でもほとんど積雪はないということだが、万が一ということもあるので次回の開催は3月頃を予定しているそうだ。


今回はこのコンクリートプラントを見学する。

いつも対岸から見ていたコンクリートプラントに初潜入だ。


やんば見放題からダム方面と上流方面の風景だ。


コンクリートの検査施設だ。

コンクリートの劣化などを検査するそうだ。


第2回の特別見学会で見学した骨材プラントから約10kmの距離をベルトコンベアで運ばれてきた骨材の終着点がここだ。


ケーブルクレーンのウィンチだ。

ワイヤーの太さは約7cmだ。

巻き上げ用のウィンチが格納されている小屋だ。

ケーブルクレーンの支柱だ。

対岸にも同様に設置されている。

別の角度から支柱を見ると垂直にあるべき支柱が少し傾いていた。

これは堤体の工事が下部から上部に進むにつれてケーブルクレーンの位置がずれてくるためで、工事が進むと支柱は垂直になってくるそうだ。

ケーブルクレーンでこのバケットを吊り下げる。

クレーンを操作しているのは2枚目の写真中央に見えるガラス張りの部屋の中だ。

ケーブルクレーンでは最大18tまで運搬可能だが、実際の運搬では4t程度までしか運搬しないそうだ。

この時の動画のリンクは下記だ。

管理棟も建設中だ。

建設中の管理棟の先に見えるのが骨材の保管タンクだ。

このタンクではベルトコンベアが故障等で停止してしまっても3日分程度を賄えるそうだ。

別の見方をするとこのタンクの骨材は3日程度で消費されるということになる。

ベルトコンベアが復旧しない場合はダンプで骨材を運搬するそうだが、このタンクにどうやって搬入するのかは説明してくれた課長さんも不明だそうだ。

骨材のタンクは砂用が2つ。

その他3つのそれぞれのサイロに大・中・小の石を保管しているそうだ。

この車両の役割について説明を受けた気がするが・・・

確かコンクリート面に目地を入れることによって防ぐようにしているとか、そんな感じだった気がする。

後になって調べてみたがはっきりしなかった。

追記:さらにその後の調査で目地を入れるためのものということが判明。


日向はそれほどでもないが日陰は本当に寒そうだ。

常用洪水吐の一つは堤体上に移動しもう一つは堤体手前に残ったままだ。

この時点で堤体の進捗は5割ほどだそうだ。


コンクリートプラントへの入り口付近位ある沢だ。

コンクリートに使う水は沢の水を使用しているということだ。

奥に見える場所は公園に整備される。


「なるほど!やんば資料館」だ。

その前に展示されていたタイヤ。

大きい。

上から"失礼"といったところだが、そのタイヤを装着しているダンプだ。

このダンプの大きさは第2回の骨材プラントの見学のページを見てほしい。

一般道では絶対に見ることができないダンプだ。

資料館にもジオラマが展示してあった。

不動大橋から見た上流側と下流側だ。

今回はやんば見放台に集合だったので昼食は近くにあるうどん屋か蕎麦屋でとることにした。

この日は蕎麦屋が休みだったので今回は中央に写っている「麦の香り」といううどん屋で「けんちんうどん」と「こんにゃく」をオーダー。

うどんはコシがあり喉越しもよく美味しかった。

コーヒーがサービスされた。(本当にサービスだったのだ)

ここの主人は写真の趣味があるとのことでカメラや写真の話題で話しこんでしまった。

説明を担当してくれた課長さん、たった一人だけのためにありがとうございました。