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4月18日(日)稽古日誌

2021.05.01 12:38

お久しぶりです。

今回の日誌は山中がお送りいたします。


いや、それほど久しぶりでもないですね。

一か月経ってないですし。


それはそれとして、

TEAM909 番外公演vol.2

『夢も希望もないのなら弾丸だけ握りしめておけばいいんじゃない?』

無事終了しました!

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。


4/18の稽古日誌で公演終了の挨拶というのも時空が捻じ曲がっている感がありますが、

まぁ、書いてるときには既に終わってるんだからしょうがないですよね。


そんなタイムパラドックスを孕みながら、この日の稽古を振り返りましょう。


本日の稽古 ~春の陽気を添えて~

■ラジオ体操&体幹トレーニング

■発声練習

■言語化のトレーニング

■公演稽古


言語化のトレーニングとは何ぞや?と思われたかもしれませんので軽く説明を。


まぁ、お芝居に限った話ではないのですが、自分の思っていることを言葉で正確に伝えるというのは重要なスキルであるにもかかわらずなかなか難しいものです。

その重要性をゲームを交えながら再確認し、鍛えていこうってことです。


ルールは簡単。

① 2人組のチームに分かれ、

② 片方がお題となる人物の写真を見て、

③ 相方に言葉だけでそのポーズを説明し、同じポーズをとらせる。

これで一番再現度が高かったチームの勝ちです。


その時の写真がこちら。

正解の画像がないのが申し訳ないのですが、結構再現度が高いです。


ここで重要なポイントをひとつ。

このポーズを説明するときに、

「左脚で立って」「右脚を左脚に直角に重ねて」

といった感じに説明するのもいいのですが、

「左脚で立って足を数字の『4』の形に」

といえば、たいてい一発でこのポーズ(下半身)が伝わります。

このときの「4」を「コンテクスト」というそうです。

共通認識、とか、前提、みたいなニュアンスです。

これは「4」を知っているから通じる表現であって、3までしか数えられない人には通用しません。


稽古場においてはこのコンテクストが多いほどコミュニケーションや演出の指示が円滑になるので、なんかうまいことやっていきたいよねっていうお話でした。


話が長くなりそうだったので最後無理やりまとめました。


あとは公演に向けた稽古です。

本公演をご覧になった方は、今までの稽古日誌を見返すと

「これはあのシーンだったのか!」みたいな発見があって楽しいかもしれませんね。


以上がこの日の稽古の内容になります。

私事ですが、役作りのために伸ばしたヒゲを剃るかどうか迷ってます。

山中のヒゲの今後についてご意見等ありましたら、山中の方までお寄せいただければ幸いです。


それでは、今週はこの辺りで。


以上、山中がお送りしました。