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旅のチカラ、旅のカケラ

国境を越えて…

2008.02.23 06:00

物価高に悩まされ、早々にシンガポールを後にすることに。

たまたま見つけたこの安宿のすぐ近くに、

「クイーンバスセンター」国際バス乗り場があった。


次なる国はマレーシア、目指すはジョホールバル。

ジョホールバルと言えば、思い出すのが1998年のフランスW杯。

岡野の劇的ゴールで日本が初めてW杯行きのチケットを手にした場所だ。


さて、陸路で国境を越えるのは生まれて初めて。

W杯へ出場するかのごとく、大いなる挑戦である。

バス乗り場は、わらわらと人が集まり

10分置きに出る国際バスで次々とマレーシアへ送られていく。


「ちょっと隣街まで買い物に」のような、気軽さには拍子抜けするなぁ…。

わずか40分、しかも2.4S(200円)シンガポール側のイミグレに着いた。


外国人用のゲートに並び、緊張の出国審査。

憮然とした女性が威圧的に待ち構えていた。

が、パスポートを一瞥しただけで「OK」とスタンプを押してくれた。


あれ??こんなにあっさり?


再びバスに乗り、今度はマレーシア側のイミグレへ。

またまた緊張の瞬間がやってきた。今度は若い男性。


―ドッカラキタ?

「ジャパン!」


―マレーシアデハドコヘイク?

「クアラルンプール」


―ナンニチイル?

「4デイズ」と、


適当に返事をし、スタンプをもらった。

荷物を担ぎ、出口へと歩き始めると

「アリカト、サヨナーラ」と係の人から日本語でエールが。

右手を軽く上げて返し、こうして初の陸路国境越えをスマート(?)に達成した。


重たいザックを担いで新しい国を踏みしめる。

地図で見れば小さな1歩だけど、確実に前に進んだことを実感した。

そして、旅人としての1歩も刻んだ気がする。