【レポート】WILL2021@オンライン:参加する「金融機関」とご協力いただく「ファンドレイザー」を紹介します
めぐるの木村です。
「JPBVソーシャルビジネス支援プログラム2021@オンライン」の支援先募集も、5月14日(金) の応募〆切まであと2週間となりました。
おかげさまで、応募に関するお問い合わせも多数いただき、コロナ禍でも(コロナ禍だからこそ)地域の社会課題解決に挑み続けるためのご苦労や、本プログラムの必要性等を改めて痛感しています。
お寄せいただいたご質問やご相談等には、必要に応じてメールや電話、オンライン等で対応しています。(提出予定の応募申請書に対するフィードバックもしています。)
支援先募集要項や応募申請書をご確認の上、ご不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
これまでにいただいたご質問の中に、「本プログラムで伴走してくれる金融機関の役職員(トレーニー)やファンドレイザーはどんな人たちか?」というものがありました。
そこで、現時点で公開できる情報を以下にまとめてみました。
本プログラムに応募する際の参考にしていただけますと幸いです。
<今年度の本プログラムに参加する「金融機関」について>
●本プログラムに参加する金融機関
●本プログラムへの参加動機
・本業による地域の社会課題解決に向けて、ソーシャルビジネスに関する知識・ノウハウを習得したい。
・研修に参加することで知見を広げ、現場に還元する力を養うため。
・地域課題、地域金融機関の役割・働く人を知ることで、当社がビジネスパートナーとして今後大事にすべきことを考え、仕事や事業にいかす機会とする。
・ソーシャルビジネスを理解し応援したい。
・ソーシャルビジネス支援の知見を深めたいと考えたため。
●「トレーニー」の属性
・参加者数:6名(男性4名/女性2名)
・社会人経験年数:4年~13年
<今年度の本プログラムにご協力いただく「ファンドレイザー」について>
●岸紀子さん
(1) 社会人経験年数:38年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:
長く金融セクターの端っこで仕事をする傍ら、希少難病の当事者として2008年に患者会を設立し運営してきました。昨年2月末の定年退職を契機に、価値ある活動をしながら社会的位置づけが不透明な患者会の力を活性化し社会とつなぐためのプラットフォーム構築を企画し、立ち上げに向けて活動中です。
ファンドレイジングスクールでの学びを実践の場で活用することは自らの成長につながるだけでなく、企画実現へのモチベーションとして、与えられた機会に能動的に関わる姿勢を大切にしたいと考えました。
●福島沙世子さん
(1) 社会人経験年数:28年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機
2019年4月に現職に就くまで欧州系銀行、米系証券、日系証券で働いてきました。モノを作るわけでもなく、お金を動かすだけで収益を追求するモデルに漠然とした虚しさを感じ、リーマンショックの後、米系証券を辞めて途上国開発の分野で1年留学をしました。しかし莫大な公的資金を投じても貧困や格差、紛争が解消されないことも現実でした。お金が必要なところにめぐる世の中を願っておりい、JPBVの取り組みに共感しました。この度ファンドレイジングスクールを修了し、認定ファンドレイザーの資格を取得したところで、実践の場でトレーニーや支援先団体の皆様と共に学び、成長していければと期待しております。
●安井章員さん
(1) 社会人経験年数:23年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 本プログラムの「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機
私はJAFで経営企画のマネージャーを務めて3年になります。全社の方針・計画に関わることや組織全般、新規ビジネス創出などを担当しています。JAFには新卒から勤務し、ロードサービス(故障・事故の救援)現場や営業、交通安全活動、広報など多様な部門を経験してきております。
一方で社会人になってから一貫して教育NPOに関わり続けています。1999年には大学時代の友人とともに名古屋で「アスクネット」という市民が教育づくりに関わるNPOを創業し2012年まで理事を務めました。
転勤で名古屋を離れてからは2011年から「キーパーソン21」というキャリア教育のNPOに参加しています。団体が依頼を受けて実施する小・中・高等学校でのキャリア教育プログラムにファシリテーターとして参加し、参加実績はこれまででのべ70回を超えました。
キーパーソン21で昨年理事になったのを機に、ファンドレイジングスクールに入学。マンスリーサポーター制度の創設を軸としたファンドレイジング戦略を策定し、実行に移そうとしています。
ファンドレイジングスクールを卒業して認定ファンドレイザーの資格も取得しました。自身のキャリアの中にもファンドレイザーとして非営利セクターの資金調達に貢献したいというビジョンがあります。このチャンスを生かして支援先や金融機関の方に貢献するのはもちろん、自身の成長につなげたいと思っています。
以上