レッスンログ Vol.19 〈12月3日〉
師も走るほど、年の瀬は忙しい。
とは良く言ったもので、
コンサートを目前に、普段使わないような脳内の細胞をフルに使い
あれも必要、これもしなきゃ、と
駆けずり回っている私です。(笑)
すこしおちつけ!とは思うのですが
今日でコンサートまで1週間を切ったと思うと
高揚感(という名の緊張感)でいっぱいです。^^
さて、12月3日のレッスンログです。
〈ひばりクラス+ひよこクラス〉
昨日はいよいよ、仕上げに入りました。
まずはひばりクラス。
細かいテコ入れにも、しっかり食いついてきて
見事に表現をしてみせるひばりクラスの成長は
本当に本当にめざましく、
この半年間の軌跡の素晴らしさを私の心に焼き付けてくれます。
生きてて良かった、とまで思いました。昨日。
(大げさじゃなく、本当に)
レッスン中に言った言葉ですが
「とにかくフォルテを意識すること。」
初めてのコンサート、きっと萎縮もするし
歌ううちに疲れてきてしまうこともあるでしょう。
緊張で歌詞が飛ぶことだってあると思います。
気をつけていないと、声はどんどん小さくなってしまうのが
子供たちです。
だからこそ、フォルテがどこにあるか、それだけでも
意識できれば、「ああ、ここ大きく歌うんだった」と
歌声の息吹が復活します。
ひばりクラスのお姉さんたちと、初めて一緒に
合同の曲を歌ったひよこクラスの子供たち。
年の離れた子供たちの声がしっかり混ざって
元気な良い声を聞かせてくれましたね。
「お姉さんたち、上手だったー」と後で話してくれました。
お互いにとって良い刺激となり、
充実した通し練習になりました。
ひよこクラスの合奏、それぞれが本当によく頑張っています。
昨日あれだけ集中できたこと、たくさんほめてあげてください!
「○○ちゃん、すごいよ!上手だよ!!お母さん嬉しくなったよ!」
その言葉がひよこクラスの子供たちには何よりの栄養です。
コンサートまで、残り1週間をきりました。
45分間のプログラム、緊張感と集中力を保ち続けるのは
どんなに大変なことか、よくわかっています。
しかし、1曲終わるごとに感じる充実感や様々な思い、
子供たちにとって、我々大人にとっても、
「ああ、この時間がずっと終わらなければいい」と
思えるような演奏会に、きっとなる、と確信しています。
頑張った大きさと同じだけ、感動や充実感が返ってきます。
それが音楽です。
残り数日、最高に楽しいと思える音楽を本番で奏でられるよう
これまでに習ったことをおさらいしてみてください。