HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは
2019.07.31 02:17
ASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠如・多動症)
といった発達障害の言葉はよく耳にするかと思います。
発達障害は1987年に登場した障害名です。
簡単にいうと、
その人のもつ特性の凹凸が激しいのが特徴で、
社会にでて苦しんでしまう障害ともいえます。
一方、HSPは1990年代にエレイン、N,アーロン博士
によって提唱された特性のことです。
発達障害に比べると、
あまり聞きなれない言葉だと思います。
HSPはHighly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)
という言葉を略したもので、
日本語で「感受性の強い人」という意味です。
HSPの人は感受性が強すぎるため、対人関係に疲れてしまい
人との交友関係や、社会生活で傷つきやすく
疲弊してしまう悩みをもっています。
発達障害同様に、社会的にでて生きにくさを感じる特性の一つです。
発達障害と類似した特性をもつため、発達障害と思っていたのに、
実はHSPだったという人も多いようです。
どちらも、感覚過敏的なところで一見似ているようで、
全く違う特性だといいます。
発達障害は、障害ですがHSPは特性で障害でもないので
精神科にいっても診断されることはありません。
私も最初は発達障害かなと思っていたのですが、
どちらかというとHSP傾向のほうが強いみたいです。
発達障害の特徴ももっているので、グレーというところかなと。
うつ病になると、体調不調になってうっかりミスもでてしまうので
それが発達障害の特徴としてでてきているのかもしれません。