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横浜*大人のためのピアノ教室 古川伶Piano School

大人の方におススメの教本 その2(初級後半、中級 ソナチネ程度の方)

2021.05.02 05:46

神奈川区大人のピアノ教室、《古川伶ピアノスクール》主宰、古川伶です☺︎

ブログにお越し頂きありがとうございます♬


昨日に引き続き、大人の方向け、実際に私がレッスンでも使用しているおススメの教本をご紹介致します!


前回の記事

大人の方におススメの教本その1(初めて、初心者の方)


ある程度、自分で譜読みもできて好きな曲も弾ける中級。クラシックで言うと大体ソナチネを弾いているくらいなのかな?と思います。

少し音が多かったり、リズムが複雑なポピュラー曲だと読むのが大変だし、難しいなぁ、うーんと感じる頃。


わかりますよー、その気持ち!

私も昔ありました!😵(今もあります笑)



など、弾けてきたが故の次なるお悩み!

意外と上達の壁って厚いな、と感じてしまう頃でございます。



そんな方へのレッスンで使用している教本を目的別にご紹介致します✨


1、指が転んでしまう!(転ぶ、とは音が均等にならない事)


とりあえずハノンかしら?と思っている貴方、違います!

ハノンも悪いわけではないのですが(指の独立や分離の為のものなので悪い訳ではない)、おそらく


が大体大きな理由です。


余計な力が入っている事が原因なのに、ガッツリ指を動かすハノンだとさらに音が固くなり、指や腕もっと力が入ってしまう可能が高いのです。

そのフレーズが持っている抑揚や流れを理解して手を動かすと弾けることが多いです。



まぁ、その部分の部分練習を先生に教わってそのフレーズのみ練習すれば良いのですが、

転ばないようテクニックの底力を上げて、そのパッセージ(動き)を出来る状態にしまうのが、手っ取り早いですよね。



そんな方には


●バーナム 3巻以降
●ツェルニー100番練習曲


を使用する事が多いです。

どちらも様々な個別のテクニックを短く練習できるのが特徴。(ツェルニー30番だと持久力をつける事もメインになってくるので、この場合は100番でも良いと思います)


ツェルニーは古典的な流れや響き、クラシカルな曲ばかりですが、その古典の上に現代の曲が成り立っているので、ここを基礎として習得する意味は大きいと思います。

また基礎となる曲で抑揚やアーティキュレーションも習得できるので、ストイックな教本ですがコツコツ向き合いたい方におススメですし、正しく使用すれば効果は大きいです。

またなんせ曲数が多いので、初級の中盤〜後半から使用できるのもポイント!



バーナムは初級編に書いた通り、楽しく、とっつきやすく各テクニックを習得できます。

ただ、ツェルニーのように曲になってはいないので、抑揚まで、となるとツェルニーの方がオススメかなぁという印象です。

あくまで抑揚やフレーズ感は曲で、テクニックや弾き方を覚えたい、という方向けです。



2、譜読みを早くしたい!


これもよくあるお悩み。

読めてないのに音を出してしまう事が、譜読みが遅くなる主な原因なのです。

まずはそれがちゃんと声を出して読めるのか(理解しているのか)という事がとっても大切!



なので、練習曲や曲の練習とは別に

をしてあげると、一年でかなり読めるようになります!


私が使用しているのはこちら!


●桐朋 子どものためのソルフェージュ
●スピードバイエル
●コードドリル(すみません、ピッタリな教本が見つけられず手作りです。)


私も初見や譜読みが苦手でしたが、

バレエの伴奏でかなりの量の譜読みをした事(見ただけでリズムが分かるように)

またその際にコードを使用する事で昔よりは初見が楽になりました。(特にポップス)



数をこなす事、見ただけでリズムが分かるよう目と体で単語のように覚えてしまう事が近道です。



レッスン内で初見、リズム練習、コードの全部をするのは大変なので、1番苦手なものからやってみても良いかもしれません😌




3、メロディーが柔らかく滑らかにならない!抑揚がつかない!


これも多いですね〜。

動画や音源のように抑揚がつかないんです、等。

レガートが思うようにならず、メロディーが角ばってしまう、滑らかにならない、などですね。


これも1と同様の原因もあるのですが

  • 弾きすぎ(指を動かしすぎ、弾かなきゃと思い過ぎ)
  • 楽譜読みすぎ(音を読みながら弾いている)
  • 音への集中が足りない(イメージが足りていない)
  • 指に力が入ってしまっている(脱力?とまではいきませんが)


まだ譜読みが終わったばかりで指が動きを覚えていない、メロディーを覚えきれていない、が多いのかなとは思いますが、


割と多いのが、


弾きすぎ!


ピアノは指を動かさなければ!というイメージに囚われ過ぎているパターン。

フレーズの終わりなどは力を抜かないと減衰出来ないので触れる程度でOKなのに、指を動かし過ぎてしまう。


これは音へ集中する事と、指が柔らかく使えるようになる事(いわゆる脱力と言われるもの?)で解消します。


ピアノは手のひらのアーチで支えて、

指本体には力を入れず、

手のひらを縮める動きで弾くのですが、

このアーチが弱い為、そこをカバーする形で手首や手の甲側、指に力を入れてしまうのです。


そして楽譜を見いるよりも、自分の頭の中でメロディーを再生し、その通りに弾けているか、ゆっくりじっくりチェック(目を閉じてみるのも効果的)。


案外出来ているようで、

皆さん音を聴いていないのです。


この音がこの音量なら次の音はどのくらいか、

よく良く注意を払い音を出します。

それが次第に意識せず出来るようになり、滑らかな歌うようなメロディーとなります。



話が長くなりましたが、私は

●使用している曲(教本じゃないじゃん!笑)
●ピアノを弾くからだ(脱力に関して分かりやすく書いてあります、トレーニングつき)

●ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩

をよく使用しています。


あとは電子ピアノの方にはヴァイオリンなど弦楽器に音を変えての練習もオススメしています♬(レガートな音が出るのでイメージしやすくなる)




さてさて、今回は割と多いかな〰︎というお悩み3つからご紹介致しました!。



私も様々な悩みを抱えて、紆余曲折を経て今に至っています。

おそらく上手なあの方も、

素敵に弾いてるあの方も、

みんな通った道です。



ここで諦めず、続けてみましょう✨

願い、やった分だけ変わっていくはずです(ダイエットと同じ笑😂)!



とはいえ、

それぞれの先生に方針があると思いますので、

まずは素直にお悩みをご相談されるのがベストかと思います😊



明日は上級者編!

ここは私も今でも使用している本もあったり、大学を卒業してからやってみた教本類です。 

少しでもご参考になれば幸いです。



皆さんのピアノライフが愛すべき時間になりますように〜♬


れい



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