2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。7-DAY1-7台南市鹽水市街地観光①永成戲院と鹽水八角樓で土地の歴史に触れる。
名物の「意麺」を食べて満足したがぁこさん。
食事をした「阿妙意麵」の同じ通りに何やら人がたくさん集まっている場所があったので覗いてみると、和風の建物が建っていた。
表に映写機のオブジェが置いてあるこの建物は「永成戲院」という昔の映画館跡地らしい。
中に入ると、ちょうどドキュメンタリー映像みたいなのを上映していた。
客席後ろにはレトロな売店もあった。ランプがすごい可愛いなあ。
資料によると、日本統治時代は精米所だったらしいが、1945年に日本人がいなくなった後に映画館になり、2000年まで営業していたそうだ。
新築みたいに修復された黒瓦の木造建築がインスタ映えしそうなリノベスポットだった。
続いてやってきたのは、バイクですぐの「鹽水八角樓」という建物。こちらは清代の豪商が建てた邸宅跡だそうで、建設は1847年までさかのぼるんだそうだ。
その昔、「一府(台南市中心部)、二鹿(彰化鹿港)、三艋舺(台北萬華)、四月津(台南鹽水)」といわれたくらい、この辺りは水運で非常に栄えていた時代の名残が垣間見えるような立派なお屋敷だったと思われる。
思われる、というのは八角形の屋根を持つ建物のみが現存していて、そのほかは戦時中の空襲でなくなってしまっているからだ。
建物の中には、邸宅の主だった葉家一族の資料や写真、歴史の資料などが展示してあるミニ資料館のようになっていた。
建物の表には「伏見宮貞愛親王御遺跡鹽水港御設營所」の石碑があったので(写真は撮り忘れた)、日本統治時代は伏見の宮がこちらにこられたということらしい。
解説を読むと、歴史がわかって興味深い。
さて、次は鹽水でぜひ見学したかった建物に向かうことにしよう。
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。8-DAY1-8につづく~
永成戲院
住所:台南市鹽水區過港路21號
鹽水八角樓
住所:台南市鹽水區中山路4巷1號
時間:08:00~17:00