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レジストロアウル購入記②

2021.05.03 02:25

大泉緑地での1枚です。この日も日帰りで公園へと遊びに来ました。

さて、前回は3年前にレジストロアウルを購入することになった経緯をご紹介しましたが、レジストロアウルに決め打ちせずにキャブコンについて勉強するため、比較した2台について書いていこうと思います。


ちなみに、購入条件は


①リアエントランスのレイアウトであること。

②譲渡会を行うのに都合のいい配置になっていること。

③エンジンを切っていても使えるエアコンとヒーターを装備していること。

④全長5メートル以下であること。

⑤5人以上の定員があり5人が就寝できること。

⑥400Ah以上のリチウムイオンバッテリーが搭載できること。


我が家では犬猫の譲渡会が車内でできるということを必須条件としていましたので、車種は必然的にキャブコンでレイアウトはリアエントランスがいいだろうとなりました。

人だけでなく、犬猫も快適に過ごせるように電力に余裕があり、扱いやすいリチウムイオンバッテリーの搭載も必須条件でした。

ただ、3年前はキャンピングカーのサブバッテリーは鉛バッテリーが常識で、リチウムイオンバッテリーを搭載したいと希望しても断られることが当たり前だったのです。


↓以前にこちらの記事で以前紹介していました。

まずは比較検証1台目。バンテックコルドリーブス(旧モデル)です。バンテック京都店さんで見せていただきました。※写真のコルドリーブスはマクレントさんでレンタルしたものです。

コルドリーブスはレジストロアウルと同じリアエントランスのキャブコンで、バンテックのキャブコンでは普及モデルになります。


車内の装備品など、よく研究されているようで、アクティブに使いたい人にはうってつけな1台でしょう。

マクレントさんで取り扱いがありましたので、アウルくんの修理の間に代車として借りてみました。

さすが、バンテックのキャブコンだと感心させられましたね。


私がレジストロアウル購入前に感じたメリット、デメリットは


メリット

①普及モデルだが、欲しい装備は標準である程度揃っている。

②FRP土間があることで、悪天候時にドア前で発生する靴脱ぎ渋滞が無くなる。

③5m以下の全長なので、フェリー代が標準的な金額で収まる。

④車両重量が3トン以下なので、万一の時に最強ロードサービスのJAFに助けてもらえる。

⑤高額なオプションになりがちな固定シートが標準装備


デメリット

①足回り快適化にかなりの費用が必要だと考えていた。(当時)

②リチウムイオンバッテリーの搭載ができなかった。

③重量車体に4ATの組み合わせで、長い下り坂などのブレーキ性能に不安


販売店のスタッフさんもとても感じの良い方で、好印象だったのですが、やはりエアコンを長時間使用するために必要なリチウムイオンバッテリーを搭載することはできないということで、泣く泣く諦めることになりました。


比較検証2台目のNTBサクラ

このクルマを製造しているNTBは国内で唯一ISUZUのびいーかむを架装シャーシとして使用しているビルダーさんで、このびいーかむが、かなりの高性能シャーシだとして紹介されており、スペック厨の自分の胸に突き刺さる存在感でした。


また、車内のレイアウトについても顧客の要望に応じて特注仕様も作っていただけるなど、いろいろなタイプがあるのが特徴のようです。リアエントランスも設定があります。


NTBサクラのメリットデメリット

メリット

①カムロードの4ATに対して、2WDは6AT採用で、長い下り坂などの安心感が高い(4WDは5AT)しかも現行型は排気ブレーキも装備!

②フレームは2トンベースのため、耐荷重がカムロードの比ではない。

③タイヤもカムロードと比較してダブルタイヤでしっかりしたものを履いていて、安心感が高い

④4WDでもダブルタイヤなので、足回りに関して不満が少ない。

⑤オルタネーターが24V90Aなので、走行充電が強力。

⑥居住地近くのISUZU担当者を紹介してもらえるので、ディーラーでしっかり面倒を見てもらえる。

⑦アフターサポートもしっかりしているようで、所有者の方のブログを見ていても概ね高評価だった。

⑧燃料タンクの大きさまでオプション変更できたりとにかくユーザーの希望通りのクルマを追求してくれる。


デメリット

①販売店が遠く、当時は越谷まで行かないといけなかった。

②車重が余裕で3トン超えなので、JAFが使えず、ロードサービスが高額になる可能性がある。

③ダブルタイヤのため、タイヤ交換費用が高額になる。(安心料と思えば安いが)

④当時はリチウムイオンバッテリーの搭載が出来なかった。

⑤当たり前だが、欲しいオプションを付けていくと高額になる。


NTBサクラはとにかく安全性に優れたキャブコンだということがよく分かりました。

しかし、実車を見ることができなかったため、営業さんに聞いたお話や調べた情報での検証になってしまいました。

また、当時はリチウムイオンバッテリーの搭載は不可能だったため、こちらも残念ながら諦めざるをえませんでした。(それと予算オーバーでした笑)

数時間のアイドリングでバッテリーを満充電にすることができるとのことでしたが、譲渡会に参加している動物たちはエンジンの振動や音を怖がってしまうので、私にはメリットに感じなかったのです。(現在はリチウムイオンバッテリー搭載型が発売されているようです。)


今では取り扱い店舗が増えてきており、レンタカー含め実写を見る機会も増えてきていますので、いつかはレンタルして乗ってみたいと思います。


番外編 東和モータース ヴォーン


当時、有名ビルダーで唯一リチウムイオンバッテリーをオプションで搭載できたクルマです。

条件的には申し分なかったのですが、なんとなく自分がこのクルマを運転しているイメージが湧かなかったので、除外しました。

なんというか勘みたいなものなので、このクルマがダメというわけではなかったのは間違いないです。


結果として購入車種はレジストロアウルに一本化されました。(笑)

偶然にも大阪でミスティックプランニングの取り扱いをしているディーラーを見つけ、さっそく購入したい旨を電話で伝えました。(これが運命的な出会いとなりました)


が、発売されたばかりではあるものの、既にビルダーさんに注文が殺到しており、納車まで1年以上かかりますとのこと。(現在は2年待ちです。)


予想はしていたのですが、1年待ちは…(この時2018年11月でした。)


担当の方は「うちで発注している展示車も来年の2月納車予定です。店頭にレジストロでしたらありますので、ご覧になられますか?」といっていただけたので、レジストロを見に行くことにして電話を切りました。


既にレジストロアウルのハンドルを握ってどこに行こうか考えていただけに、どうしようか悩みました。この時、頭の中はレジストロアウルでいっぱいでした。(笑)


しかし、ここで嫁さんから予想もしない一言があり、それがレジストロアウル購入への決め手となったのです。


興味はないかもしれませんが、次回に続きます。