祝デビュー、福岡弦楽四重奏団
2021.04.06 15:00
福岡弦楽四重奏団のデビュー演奏会。
4人の意思統一がしっかりとなされて、一人の人格を築き、弦楽四重奏団の第一歩を踏み出していました。
これは四重奏団の要であり、また最も難儀なところでもあります。
第1ヴァイオリンの扇谷さんに負うところが大きいのですが、4方の切磋琢磨の賜物と言えましょう。
今宵はもうこれで十分です。
1曲目のモーツァルトを弾き終えた後、4方の労いに対してオーディエンスの惜しみない拍手、そして喜びの空気が湧きました。
福岡発弦楽四重奏団のデビュー、近年の福岡市での演奏会で最も有意義なものの一つでしょう。
また、コロナ禍に明るい希望をいただきました。
ありがとうございます。
継続的な活動を願っています。
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併せて、4/5の記事も掲載しておきます。
明日、福岡市に弦楽四重奏団が産声を上げます。
九州交響楽団ソロ・コンサートマスター、扇谷泰明さんを第1ヴァイオリンに、飯田拓斗さん、田邉元和さん、石原まりさん、全員が九響の楽員です。
九響のコンサートマスターが弦楽四重奏団を設立するのは、岸邉百百雄さんの福岡モーツァルト・アンサンブル(1975ー94)以来ではないでしょうか?
現在、九州では常設の弦楽四重奏団が不在です。
この生まれたての弦楽四重奏団の成長を見守っていきましょう!