霧にけむる朝

３６５日

BAの絵手紙🌟歳時記

５月３日　霧

入院して２５日目

やせたね

スキッとしてるよと

言われ

じぶんでもぜい肉が

落ちたと実感してるのに

体重計に乗ったら

３キロしかやせてない。

あれ。

退院したら

元以上になりやしないか恐怖

でも、習慣を気をつけさえすれば。

退院しても

次の　検査入院と　検査手術が

待っていることを

やっと思いだし

恐がる。

リハビリの

みるからにおだやかな

やさしい先生が

50に手が届くときいておどろいた

30にしかみえない。

学生あがりの

２４の子どもがいて

この病院の院内託児所で育ったと言う

産後、２か月で復帰したという。

あたしも〜。

むかしは

そうでしたよね。

いまは、制度もしっかりあるけどという。

りおんも　右へ倣えで

３人とも２か月復帰だ。

制度があっても

まるまるはもらえないから

働いたがいいって。

先の学校に行かせてあげられなかったから

あたしが娘に

残せたものは

頑丈なカラダと文化だけです。

こういう職場で働いていると

健康にみえますが

かなり

入院繰り返してるんですよ。

えーっ！

みえないー！

きのう、となりの部屋の若い

子どもが〇歳と２歳の

まだ言葉もハッキリでない

脳梗塞でリハビリしてる

お父さんが

声をあげて　泣いてるんですよ！

病気で感情のコントロールできないのか

だけど

やさしい〜おっとりした人が

あれだけ　泣くなんて

なんか　あったんかなーって。

もうひとりの

若い人も

夜電話してて、

え？話しがちがいますよね！

どういうことですか？

このままクビってことですか！

と　食い下がっているけど

剣もほろろに

落胆していました。

わかります。

よおくわかります。

怪我や病気だけでも大変なのに

背景も　おびやかされる

キツイですよね。

だから

仕事がら

看護士さんの対応に目がいくんです。

この人には

言えないなぁとかって。

だから

患者さんが

抱えてるものまで

じぶんが体験してよおくわかります。

見えないでしょ。

はい！

引越しさわぎで

お彼岸に行けなかった墓まいり。

退院したら

墓まいり行くけど

太宰府のダンナのお父さんの

墓まいりには

みんなで連休中に

行くという。

わが、先祖が

守ってくれることはあっても

落とし入れることはないから

こうなるのは

生活習慣が悪いのと

ハンモックの　取り付け金具の

ミスによる事故だけど

心ひとつに

あわせるために。