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地獄の入り口は楽園への近道?

日本のロックの歴史#005

2021.05.03 00:26

ザ・フォーク・クルセダーズの時代


1965年、当時大学生の加藤和彦等により結成され、「世界中の民謡を紹介する」というコンセプトから「ザ・フォーク・クルセイダーズ」と名乗り、関西アンダーグラウンドシーンで活動していた。


1967年の解散を宣言し、記念に自主制作盤アルバム『ハレンチ』を制作した。このアルバムの中に自作の「帰って来たヨッパライ」『イムジン河』が含まれていた。


アルバム『ハレンチ』の楽曲がラジオで取り上げられるようになり、京都では『イムジン河』、神戸では『帰って来たヨッパライ』が頻繁にラジオで流されるようになった。


その後、東芝音楽工業よりシングル「帰って来たヨッパライ / ソーラン節」でプロ・デビュー。「帰って来たヨッパライ」が爆発的ヒットを記録し、オリコンで史上初のミリオンヒットとなり、当時の日本のバンドによるシングル売り上げ1位となった。


68年には「悲しくてやりきれない」がヒットするが、同年に解散した。日本のフォーク・ロックの草分け的存在であった。