レジストロアウル購入記③(完)
前回に引き続きですが、購入記は今回で最終回となります。
さて、前回お店に注文しても1年以上待たなければならないとのことで、ショボーンとなっていたところでした。
今でこそ1年以上待たされるのが当たり前という認識なのですが、当時はちょっとでも早く欲しい、早くキャンピングカーで出かけたい!なんて考えていたのでした。
ただ、気持ちだけ昂っていても仕方ないので、今注文しても1年以上かかるらしいと妻に伝えたところ…
妻「展示車2月に来るんやろ?それ売ってもらったらええやん」
私「えっ、いや展示車なくなったらお店困るやん?ちょっとそれはあかんのちゃうかな?」
妻「聞くだけタダなんやから聞いてみたら?先買われたら後悔するんやろ?」
私「先程のアウルの展示車なのですが、売っていただいたりって…できませんか?」
Sさん「大丈夫ですよ」
私「えーっと、展示車なくなったら困りませんか?」
Sさん「展示車ですが、販売もできるクルマなので問題ないですよ。」
私「レジストロ見に行くときにハンコと内金持っていきます‼︎」
ボクはあのクルマに乗れるんだね…こんなに嬉しいことはない…
そして…
Sさん「ちょうど製作にかかるところのようなので、オプションなども変更できるかもしれません」
この時販売店さんの発注内容も聞いていたのですが、こちらの希望通りのオプションに変更してもらいました。
しかも、リチウムイオンバッテリーの搭載までやっていただけるとの事…まるでここで買う事が決まっていたかのようにトントンと話が進み、頭金も入金して納車を待つだけとなりました。
担当のSさんもわからない事だらけの私たちにいろいろアドバイスをしていただき、本当に感謝しています。
オプションなども増やしていった結果、予算オーバーになりましたが、ここまでやっていただいて、無理です。なんて言えませんから、頑張りました。
そして、発注したのが2018年11月で2019年3月にめでたく納車となりました。
納車当日は家族全員で最寄り駅まで行き、レジストロアウルとご対面しました。
しかし、興奮しすぎていて写真撮影を忘れる痛恨のミス😅
お店の方から説明を受けて、早速乗って帰りました。ハンドルを握って走らせると、レンタカーを借りて乗ったあの時の記憶がよみがえります。ああ、懐かしい(大げさ)
以前、自分は2年待つ価値があると言っておきながら、展示車購入ルートだったことをお詫び申し上げます。
私が購入した時には、このクルマがこれほど手間のかかる作り方をされていることを全く知らなかったため、1年以上待たないといけないのか…となってしまいました。
以前の記事でも書かせてもらった通り、丁寧に作られているクルマですから2年乗った自分は改めて納車までの時間がかかるのはしょうがないかなと思っています。
最後に、レジストロアウルを運転して自宅に帰っている時妻に
私「あの時なんで、展示車売ってもらったら?って言ったん?」
と聞いたところ
妻「そうでも言わんかったらずっとキャンピングカーの話ばっかりされるから」
やっぱり妻には敵わないと思った瞬間でした。(笑)