自己肯定感
自己肯定感を上げるととても生きやすくなります。自分を否定しながら生きていくのはつらいですからね。今回は、自己肯定感の上げ方について個人的な見解を述べます。
本質的には、理想の自分より現実の自分の方がプラスであれば自己肯定感が上がりやすくなるはずです。自分に期待しすぎると何もできない自分に情けなくなるので、逆に、極端に言えば「生きているだけで偉い」くらいに理想の自分を下げておけば自己肯定感が上がりやすくなるでしょう。
その上で、自分からも他人からも継続的に自分を肯定するような状況を作れば、自己肯定感は自然と上がっていくはずです。そのために、自分も他人も肯定して生きていける状態を目指しましょう。他人を肯定すると、相互性の原理により相手からも肯定してもらいやすくなるためです。自分も他人も肯定する上で大事なことは、比較してどちらが優れているかを考えないということです。お互いの違いを把握することは仲良くするために大事なことですが、比較して評価することは、自分と他人のどちらかを肯定し、どちらかを否定することになるからです。ただ、あくまでも違いを把握するために、色んなことでお互いの得意不得意を把握するのは悪いことではないと思います。
他人と比べてしまわないために大事なことを外的要因と内的要因に分けて考えます。外的要因としては、比較されないような自分の居場所を作ることが大事になります。他人が自分のことを周りと比較して評価するような環境にいては、どうしても周りに引きずられて自分を周りと比べてしまうでしょうから、そういう人や場所からはなるだけ距離を置くといいかもしれませんね。内的要因としては、自分のことに集中することが大事です。そもそも周りと比べてしまうのは、外に目が向きすぎていることが原因だと思います。もちろん、他人の気に入った部分を吸収し、自分のものにしようとすることは良いことだと思いますが、他人を見てるだけで終わってしまい、羨ましいだけで終わってしまっては寂しいだけです。もっと自分のことを理解し、得意なことや好きなことをもっと伸ばしてみましょう。無理せず自分に合ったペースで伸ばしていければきっと楽しいはずです。
という訳で、今回は自己肯定感の上げ方について見てきました。楽しく生きていくために、他人と比べず、お互いを尊重して生きていけるといいですね。