お話し会レポート@渡里市民センター(2016年11月30日)
渡里市民センター
コミュニティと在宅医療介護のお話会
参加者
・地域住民8名
・北部高齢者支援センター
・在宅ケアネットワーク
・常澄高齢者支援センター
会の進行は小野(ケアマネジャー)
内容
☆ あなたの元気の源は?
☆ 最期まで自宅で過ごすことは望みますか?
☆ 在宅医療をもっと知ろう
☆ 市川さんのミニレクチャー
☆ 考えてみよう!もしも…になったら
☆ ちょっとだけ シナプソロジー
☆ 在宅医療介護の素朴な疑問
本日は、水戸市常澄高齢者支援センターの荻沼さんが見学参加!
常澄地区でも「在宅医療介護のお話会」を開催したいとのことで、その前に勉強を兼ねての参加でした。
せっかくなので、何度か参加されている方に、「お話会の魅力」をお話いただきました。
「夫と二人で過ごしているが、今後のことを少しでも自分で考えていきたいとのこと。みなさんのお話をきいたり、一緒に考えたりしながら、深く考えられるのが魅力」とのこと。
お話会リピーターは、その魅力をしっかりと伝えられる力をつけています!
どんどん、いろんな地区で広がっていくといいですね!
元気の源は?で自分に向き合ったあと、会場と意見を交換。初めてご参加していただいた方も、自分事を発表してくださいました。
最後まで自宅で過ごすことは望みますか?では、「余命半年と告知された時、望む?望まない?わからない?」を一人で考えたあと、グループで話し合い。重い話だからこそ、みんなで、どうしようかな~。どうなんだろ。こうだったらいいのにな~と ワイワイガヤガヤお話合いをしました。
各グループには、地域の医療介護福祉の専門職がいて、地域住民のお話に耳を傾けながら、具体的な質問に答える場面も。
いざとなったときに、考えると、考えがまとまらないかもしれない。
顔の見える関係をもつことは、良い事。
参加者の中には、生まれ育ちが東京で、水戸に知り合いがあまりない。また、子どもたちが遠方に住んでいるので、常に頼れる状態でないから、自分がしっかりしていないと…。と地域との繋がりがまだないと不安で来られている方がいて、共感やこれからよろしくね。という繋がりのきっかけに。
在宅医療をもっと知ろうでは、
最期(亡くなる)の場所が時代の変化とともに、自宅から病院・施設と変わって、今では、病院や施設が8割を占めるようになっているが、「最期まで住み慣れた家ですごしたい」というニーズや、国としても、在宅医療を推進する方向にあることを、みんなで理解、考えました。主体はご本人。行政でもサービス提供する側でもない。みんなと一緒に考えていくことの大事さを共通理解しました。
考えてみよう! もしも…になったらでは、
「食欲がない。体もだるい。胸が痛い。いままでの風邪とは違うような気がする。病院に行くと、肺炎と診断された。また、咳による胸椎圧迫骨折もみつかった。
2週間の入院のあと、自宅に帰ることになったが、入院中、食事もできず、ベッドに寝たきりに近い状態だったので、筋力・体力が一気に落ちた。ベッドから起き上がる時は、めまいがするし、胸は痛いし、歩くのもフラフラしてしまう。食欲も相変わらず戻らない。夫は家事がほとんどできないし、このまま、自宅に帰って、生活できるかどうか心配…」
をグループでシミュレーション。
お話し会のリピーターさんに、あなたなら、どうします?とお話を振ってみると、
「ケアマネさんに相談して、訪問介護とか訪問看護とかのサービスを話し合ってみる!」との発言。
地域住民の方から、所謂専門用語が自然にツラツラと。さすがです‼︎
在宅医療介護の素朴な疑問では、
地域住民に地域の専門職が寄り添う。
本日の回答者は
ケアマネージャー 大金 浅川
医療ソーシャルワーカー 朝日
北部高齢者支援センター 大澤 市川 林
常澄高齢者支援センター 荻沼
栄養士 坂本
内容が濃い時間だったので、ちょっとだけ シナプソロジーを。
そして、渡里地区の定番メニューとなりました 「市川さんのミニレクチャー」。
今回は「冬に起こりやすい高齢者の病気や事故と予防」をレクチャーいただきました。
栄養士の坂本さんから、冬の栄養満点食事のお話もあり、元気に冬を乗り越えよう!そして来年またお話会で会おう!で終わりとなりました。
渡里市民センターのお話会は、ほんとに、元気いっぱい!在宅医療介護の話を、わきあいあいと(笑)してます!
本日初めて参加だったお二人もすぐに輪の中に入れる雰囲気。とっても素晴らしい〜
ファシリテーターの私(小野)も、こんなに笑っちゃってます 笑
(はずかしい〜)
次回の渡里市民センターでのお話会は、
1月25日(水)10時~11時30分 渡里市民センターで行います。
参加料無料!お気軽にご参加ください。