心が成長すればピアノは上達する 2021.05.03 15:48 ゴールデンウィークも後半になろうとしています。お休みの間も動画送ってきていただいたり教室の生徒さんが頑張っている姿を見るととても嬉しく思います。子どもがどんどん学年が上がるにつれて当たり前なのですが親がわからないところまで進度も上がってきます。同じ学年の中でも少し成長の早い大人びた子の方がピアノは上達しますなぜなら親をあてにせず自分の力でなんとかするからです。ある進学塾の先生とお話しする機会があり同じことをおっしゃっていました。「塾で出した宿題を自分の力でする子と 心が幼くて親にわからないと泣きわめきながら親に頼り、親がいつも一緒に宿題をするこの1年後は、すごい差が出る」と【ローマは1日にしてならず】ですよね指導者はその子をよく見ています。「この子はもう少し宿題を出してもやっていける」と思う子には、宿題も多くしています。逆にまだ心の成長が伴っていないお子さんには宿題の量を調整して【成長待ち】しています特に発表会やコンサートの前など期日が決まっているときには指導者はいつも逆算して考えています。「この子が本番までにこの曲を弾くことができるか?」保護者とは違う目線で見ています頭の中のデータを出して状況を判断しています途中経過がどうであれどの子にも恥をかかせて本番を迎えるような事はしたくありません本番に気持ちよく弾けて「楽しかった!」と思っていただけるように持っていくことが指導者の使命だと思っています。 犬もGWくつろいでいます(笑)