この本いいなって
2021.05.04 04:39
こんにちは。
今日は最高にお天気が良くて、こんな日は家のことをやっつけます。
布団も干したし、色んな洗濯もしました。
あっという間に乾いて助かります。
そして、そんな合間にこの本を読んでいます。
図書館で予約してあって届いた本です。
何でこの本を予約したのか、、、、本が来た時には忘却の彼方です。
一瞬絵本のように見える表紙ですが、エッセイ集です。
この人の文章は初めて。お若くてワタシよりちょうど30歳年下。
つまりは20代だ!!
短歌もされる方で、言葉の選び方がとてもイイんです。
ちょっと魂がキレイになれるような気がする文章です。
あとがきにあった、ステキな言葉を紹介します。
「気づかないだけで、わざわざ額に入れて飾ろうとしないだけで、どんな人の周りにもたくさんのシーンはある」
周囲の何気ないシーンを、額に入れるためには、まずはそれに気づくこと、そしてそれを美しく表現できることが必要なのですけれど。
そうそう、この本の中で紹介されていた詩もよかったんだ。
江間章子さんの『水と風』という詩だそうです。
風よ
わたしはあなたが好きだ
松林をくぐりぬけて
あなたがくるとき
空を見あげて
わたしは白くなる
この詩を紹介するエピソードもなかなかイイです。
もしよかったら手に取ってみてください。