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大阪【難波麻人】

2016.12.05 10:49




このテーマで書かせて頂くには丁度よく、先日大阪でライブがあった。



僕がいた頃に比べると随分と街は華やかになっていて、先日帰った時には劇場の隣にあり、よく通っていたジュンク堂がドン・キホーテに変わっていた。



淘汰と進化を繰り返して、時代と共に街は変化して行く、僕の思い出の為だけに留まってくれはしない。



先輩によく連れて行って貰った居酒屋も、無理やりメンバーに入れられたコンパで使っていたカラオケ屋、その帰りに行ったラーメン屋も違う店になっていて、辛うじてそのラーメン屋の近くにあったトルコアイス屋だけが、当時のままの姿を残していた…



いや何でトルコアイス屋残ってんねん!!



なに今だにゴリゴリの民族衣装着て笑顔でアイス伸ばしてねん!



誰が今トルコアイス買うねん!



そもそも冬やしな!



しかしこれが大阪なのである、心斎橋の商店街で行列を作っていたクリスピードーナツは閉店したが、そのずっと前からあるトルコアイス屋は今日も開いている、これが大阪なのである。



落ち武者のような頭で、口を鯉のようにパクパクさせてるおっさんがいる、しかしそのおっさんは小脇にヴィトンの鞄を抱えている、これが大阪なのである。



他人から見れば雑然としているように写っても、そこには大阪なりの秩序が存在しているのだ。



東京のように完璧に演出された空間ではないが、だからこそ大阪には、息ぐるしさや圧迫感を感じない居心地の良さがある。



そしてたまに、未完成なものにしか出来ない美しさや驚きを見せてくれる、それが大阪の魅力なのだ。