ストリート・メディカル
2021.05.05 05:10
ストリート:街から発生したダンスや音楽にストリート・ダンスやストリート・ミュージックがあるように、ストリート・メディカルという言葉が提唱されています(「治療では遅すぎる」武部先生・著)。
病院で行われる患者さんの治療だけを対象にする従来からある医療ではなく、病気になる前:未病の状態から患者さんを捉える、患者さんのみならず周りの家族や友人も視野に入れる、診察室の治療だけでなく、普段の暮らしから病気を予防するなど、医療の捉え方が格段に広く、そして実践的になっています。
ベースになる学問も、医学、薬学、生物学といった学問の他、人文学、心理学、そしてデザイン学や文学など広範に及びます。
SAT研究所では、ヘルスケアに社会心理学的な切り口を設けるところから、ストリート・メディカルにアプローチできるのではないかと挑戦しています。