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過ぎ去ったノンシリコーンブーム

2016.12.07 02:04


ケアルのFacebook過去記事からの転記と追記です。



どうもこんにちは。

ケアルタイムの村上です。


先日ご来店のお客様


お客様「なんだか最近髪の静電気がすごいんです。」


私(たしかに凄い静電気やな。櫛に髪が張り付くほどや)


私「今の季節は乾燥しますしね。」


私(髪質も乾燥しそうだしなぁ)


お店でシャンプー・・・


(いや普通に収まってますね・・・)


私「シャンプーとかトリートメント変えました?」


お客様「変えました^^」


私「ノンシリコーン?」


お客様「そうです^^」


ああ・・


私「それが原因かもしれませんね^^」



私「ノンシリコーントリートメントには静電気が起こりやすい商品が多いです。

今の季節は向いてないかもしれませんね。」



特に今回のお客様は乾燥性の髪質です。


ノンシリコーンと相性が一番悪かったのではないでしょうか。



ノンシリコーンって髪にいいの?

 良いことないことないことないよ。

 そもそもシリコーンがヘアケア商品に入ってる理由ですが 指通りを滑らかに サラサラに仕上げる 主にこの2つですね。


 指通り滑らかでサラサラええですよね。

 なぜ悪者扱いになったのでしょう。

 ノンシリコーンシャンプーとか ノンシリコーントリートメントとか 一時期、流行りましたよね。

 流行の発端になった理由がたしか 

1 市販品にはシリコーンが入ってて美容室専売品には入ってないとか 
2 シリコーンが沢山入ってるシャンプーとかトリートメントしてるとパーマやカラーが入にくくなりダメージするとか 
3 頭皮に蓄積して禿げるとか ですかね。

 1と3は完全に間違いですね。 2は場合によりますかね。

 では一つずつ説明します。 

 1 市販品にはシリコーンが入ってて美容室専売品には入ってない? 

 普通に入ってます。 
トリートメントには基本的に入ってますし、洗浄力の優しいタイプのシャンプーには基本的に入ってませんが、クレンジング系の洗浄力が強いタイプには入っている場合もあります。
 ダメージが気になる方にはノンシリコーントリートメントでは物足りないでしょうし、洗浄力の強いシャンプーがノンシリコーンでは髪の毛がからんで大変です。 

 3 頭皮に蓄積して禿げる?
 完全な誤情報ですね。そんなデータはどこにも出ておりません。誰が言いだしたのでしょう? すすぎ洗いがきちんとできてたら問題ないと思います。

 2 シリコーンが沢山入ってるシャンプーとかトリートメントしてるとパーマやカラーが入りにくくなりダメージする? 
これは一時期感じた事はありました。健康な髪にシリコーンたっぷり入ったシャンプーとかトリートメントをしている方が入りにくくなっておりました。
 ただシリコーンだけの所為ではなくてですね。そういうシャンプー・トリートメントって油分もとんでもない量が入ってて髪の毛ベッタベタになってたりするんですね。でそのベッタベタがシャンプーしても落ちないという・・ あたりまえにパーマ・カラーは入りにくくなってました。

 基本的にシリコーンは良いものですよ。
 髪の状態に合わせて適量入ってる物が良いと思います。

 例えばダメージのない健康な方はノンシリコーンでいいかもしれません。
 ダメージが気になる方ははシリコーンが入ってないと髪の毛絡んでダメージが進行してしまう事もあるかもしれませんし、仕上がりも物足りないかもしれませんね。

 ボリュームがほしい方、スタイリングでパーマが出にくい方はシリコーンは少なめがいいです。

 癖毛をおさえたい方、ボリュームおさえたい方はある程度シリコーンが入ったシャンプー・トリートメントが良いと思います。 

 ノンシリコーンシャンプーとかトリートメントが向いいてる方は 健康な髪の毛でボリュームが欲しい方だと思います。

 ダメージが気になる方、広がりが気になる方はノンシリコーンはあまり良くないですよ。


シリコーンは悪ではありません。


安全性の高い物ですし、


効果効能も良いものです。



ただ気を付けないといけない事


市販品のような大量投入されているものだと

髪の毛に蓄積されるかもしれませんし

特徴として油分と馴染みやすく

トリートメントに入っている油分や

頭皮からでた皮脂が蓄積する事もあるかもしれません。


シリコーン単体では悪さをしなくても

他の油分と合わさる事で悪さをしたりします。


アレルギーなどもシリコーンは安全性が高いですが

他の油分に反応ある方もいるでしょう。


毎日のシャンプーでリセットする事が大事です。


シャンプーとの相性も大事という事です。


ノンシリコーンで良い質感をだせる商品があれば

髪質を選ばず使えるのかもしれませんが

そういった商品はなかなか無いのが現在の現状です。



これも適材適所です^^