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斗鬼正一文化人類学研究室

『毎日新聞』にインタビュー記事掲載

2021.05.06 02:38

 5月5日朝刊の特集「エスカレーター歩かないで」にインタビュー記事「同調圧力脱し成熟へ」が掲載されました。

 東京で1980年代末に片側空けが始まった背景には、何事も「欧米文化に学ぶべき」とし、「欧米では・・・」と吹聴する、いわゆる「出羽守」の主張がありました。欧米文化を模倣することで近代国家というアイデンティティーを希求した明治の文明開化時代そのままの価値観ですが、今もなお片側空けがグローバルスタンダードの良いマナーだという主張が見られます。

 これに対してインタビューでは、今はエスカレーター歩行に不便、不安、恐怖を感じている人たちに目を向けることこそ「成熟型社会における日本人」という新たなアイデンティティーにつながると主張しています。

 微力ながら斗鬼も協力させていただいている東京都理学療法士協会の小林和樹先生のインタビューも掲載されています。

 #エスカレーター