トリママ奮闘記! ~ワーママとして伝えたいこと~
子育て中、誰もが感じる"不安"や"孤独"。
コロナ禍で、集まる場が少なくなり、直接共有する機会が少なくなっている時だからこそ、子育てママたちと悩みを共有したい!そんな想いから、【トリママ奮闘記!】として、トリママの育児奮闘体験をお届けしています。
第16弾は、ワーママとして全ての女性に伝えたいことをトリママAさんに伺いました🤲
・トリママ紹介
2人のお子さんをもつママAさん!
毎日、育児・家事に奮闘しながら助産師として結婚前からお仕事を続けられています。
今回は、仕事をしながら育児をすることについて、ママたちが悩んだり辛い思いをしたり...そんな気持ちに寄り添えるよう、トリママAさんに自身の経験からお話を伺いました。
今まさに悩んでいるママだけでなく、これから結婚・妊娠出産を考えている女性にも伝えたいメッセージが詰まっています。ぜひ、最後までご覧ください。
・ママが働くのは条件付き!?
結婚前から助産師として働いているAさん。
結婚し出産後も引き続き働くことを決めたAさんは、育休を取得することに。
今や、「女性の社会進出」だとか「男性の育休取得推進」とか言われているけれど、実際に働いて感じたのは、子育てに関しての認識がまだまだ昔ながらの"昭和"ということ。
実際に、Aさんの経験を伺うと
職場からは、「育休はどれだけ取る予定?1年以上取っても良いけど、その場合は同じ部署には戻れないよ?」
さらに、周りの人や親族からも「1才になる前から保育園に預けるなんてかわいそう」
そんな言葉も...。
ママは働いてもいいけど、家事も子育ても仕事も全部できることが前提条件として挙げられているように感じたのが率直な意見だそうです。
こういったことから、働きながら子育てをすることについて、想像と違うと思ってしまうママや諦めてしまうママも多いのではないかな...とAさんも感じています。
・核家族の時代だから知ってほしい
いざ、仕事復帰となると子どもを保育園に預けて仕事をしなければなりません。
園に預けているほとんどのママが経験していると思いますが、子どもの急な発熱や体調不良によって保育園から呼び出しがかかることも少なくありません。
仕事復帰直後は、ママの変化や環境の変化を感じとってか子どもの体調も変化してしまいがち...。
そんな時、連絡を受けてかけつけるのはママの役目のご家庭が多いのではないでしょうか?
旦那さんが迎えにいける場合もあるかもしれませんが、その役割を半々で分担するのは同じ仕事をしていても難しいもの...。
こういった理由もあってなのか、Aさんの職場でフルタイム勤務しているママは、ほぼ100%が子どもの祖父母と同居していて、急に仕事を休む心配のない方ばかりなんだとか。
各家庭によっても事情は異なると思いますが、核家族の時代といわれる今、子育てしながらの仕事は女性の負担ばかりが増えているように感じているそうです。
・経験しないと分からなかったこと
Aさん自身が、やりがいのある仕事を続けながら子育てに励みたいと決めて選んだ道。
もちろん旦那さんをはじめとする家族の協力があるからこそ、進めた道だと思っているそう。
しかし、女性の社会進出が叫ばれているなか、育児や家事についての価値観は昭和の考えのままということは、実際にこの状況になって分かったことでもあります。
結婚・妊娠・出産という女性にとってのターニングポイントを前に、リアルな経験談や情報を知ることができていたら、ロールモデルを作って様々な選択肢を考えられていたかもしれない...とAさん。
ワーママだからこそ悩むことや大変なこともたくさんあるし、今でも辛いことはたくさんあるけれど、選んだ道は間違ってなかったし、選択して良かったと思っているそうです。
経験しないと分からないことを、少しでも多くの女性に伝えられるようにAさんに伝えたいメッセージを伺いました。
・同じ悩みをもつママと人生のターニングポイントを迎える女性へのメッセージ
私には私のやり方、あなたにはあなたのやり方があるように、自分のやり方は他人に勧めないし、各家庭で環境は違うので必ずしもワーママみんなが当てはまることではないと思います。
だけど、もし諦めてしまったり自信をなくしてしまったりしているママがいたら、一度選んだ道を見直してみてください。その選んだ道は、きっとその都度修正できるし、ダメだなと感じたら他のやり方を考えるのも良いと思います。
周りからの言葉に一喜一憂してしまうこともあるけれど、自分のやりたいようにやったら大丈夫です。きっと、その姿を見て子どもたちも成長してくれるはずです!
今はまだ女性の負担が多いですが、今後は病児保育や託児、家事代行など今よりも利用しやすい環境で、家族が選んだ道を良い環境で歩めるように願っています。
そして、これから結婚・妊娠・出産・子育て...と人生のターニングポイントを迎える女性には、こういった現実があるということを知ってもらい、今後のライフプランを立てるための情報として知っていてほしいと思います。
子育て中のママたちが、少しでも好きなことをできるように応援しています!
もちろん、こどもトリニティネットに些細なことでも大丈夫ですので、辛いな…と感じることがあればご連絡ください。
♡誰一人取り残さない
こどもトリニティネットは、これからも「誰一人取り残さない」をモットーに子育てママ達への発信を続けていきます。
孤独を感じた時、誰かと繋がっていたい時、子育てがしんどいなと感じる時、助けて欲しい時。
些細なことでも大丈夫ですので、InstagramやTwitter等で気軽にDMしてくださいね☺️
今後も共感したり、子育ての参考になるトリママ奮闘記を更新していきます!楽しみにしていてくださいね💕