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Keiichi Toyoda Official Website

『ゼロから考えるリーダーシップ』を読了!

2021.05.07 07:17

"ゼロから考える"とある通り、リーダーシップを学んだことない方でもスーッと入っていきやすい内容で、且つ、著者の書き方が読みやすくて最高!

共感ポイントも多くて、たくさんハイライトしちゃいました。

「リーダーシップの強敵あらわる」という項目では、「サービスの向上によって、困難に立ち向かう機会(=成長の機会)を奪っている」という話が書かれていたんだけど、これは僕がいつも「留学からの学び」の話をするときに使っている「テクノロジーの発達とサービスの向上によって、留学で一番得られるはずの「なんとかするしかない状況でなんとかする経験」ができなくなっている」という話と同じ!

ということは、リーダーシップに限らず、様々な「生きる力」を鍛えるためには、敢えてそういう環境に身を置く(or 置かせる)という必要があるわけで・・

本書では「成人を教育する最高の方法は、新しい状況に放り込んで、ぶっつけ本番で様々な経験を行うことである。大人の場合、試行錯誤も行き詰まりも修羅場も、全て学習プロセスの欠くことのできない一部である」と、経験学習の説明がありましたが、「ここに書かれていることって、まさに俺たちの研修のことだよね!?」と思いながら読んでました。

ちなみに、その経験学習の次に書かれていたのが「観察と模倣」という学習手法なんだけど、これは合気道でいうところの「見取り稽古」ですね!(もちろん、合気道に限った話じゃなく、剣術や剣道でも言われるし、茶道でもあります)

あ、、そういえば、「リーダーに絶対必要な資質として、ナンバーワンに挙げられるものといったら、一体なんだろう?」という問いがありましたが、さて、なんでしょうか?

著者も「きっと、いろいろなことが想像されるだろう。たくさんありすぎて、まとまりがつかないかもしれない。」としながらも、まず「たとえば、情熱というのはどうだろう。リーダーには余りある情熱が必要だ!」と書いていました。

おーーー、この著者、いいね!スパイスアップのスローガンは "Passion makes the world go around"(情熱が世界を動かす)としてるぞ。

さらに、「リーダーシップの本質とは、職場を管理することではなく、組織を変革することにある。リーダーシップの機能は、一にも二にも、変革なのである!」と・・・ 

そう、、変革なのである!!