あれ
・・・ついに、これについて語るときがやってきました!
これとは何だと言われれば、勿論、あれです。
これとかあれとか代名詞ばかりじゃ分からん!・・・などと、当方のブログを訪問なさっていらっしゃるうえは、よもやお思いにならないことを期待しています。
が、間違って訪問しちゃった、とか、キタさんファンで小鉄&狭霧なんて大して興味ないわという方が万一いらっしゃるといけないので、解説いたしますと。
・小鉄&狭霧語りです。
・用心棒編又の感想の続きです。
以上、それなら私には用のない話題だわと判断されて、以下をお読みにならないという選択もご自由です。
しかし、前置き長い!(笑)
この勿体ぶった前置きをもたらす「あれ」。広辞苑によると、「その名を示さずとも相手にもそれと通ずる人・物事を指示する語」等、味も素っ気もない説明ですが、「あれ」という代名詞ひとつが表すニュアンスは、延々一年考え続けても結論が出ない位のものなのでございます。
ということで、そろそろ、その使用例を・・・
使用例その①「アレの護衛(まもり)」
使用例その②「アレのことではずいぶんご迷惑をおかけしました」
どちらも同一人物によって発せられた使用例でございます。
そして、カタカナ表記したアレには、勿論、当ブログの存在理由そのもののような彼の名前が当てられているのでございます。
私、「あれ」の他の使用例を考えてみましたが、川原泉「バビロンまで何マイル?」の中で、チェーザレとアレッサンドロ法王がルクレツィアについて話しているときに使われていたような気がするという曖昧な記憶しか思い浮かびませんでしたw チェーザレといえば、妹ルクレツィアを政略の道具として徹底的に利用し、3度だか4度だか嫁がせた策謀家ですが、ボルジア家の尋常ならざる兄妹愛は、度々、マンガや小説で描かれていて、「バビロン~」でもはっきりとは描かれないまでも、二人の近親相姦的な関係が匂わされてました。
ま、私の記憶違いの可能性もありますが、いずれにせよ、「あれ」には、広辞苑的な意味合いに留まらない、言う側と言われる側の間にある何か特別な関係性を暗示する場合があるように思われるのでございます。
・・・いい加減、名前なしで書くのも限界になってきました(笑)ので、続きは(書けたら)次の機会に。