生まれて初めて、出版記念サイン会に行ってきました。
プロモデラーのオオゴシ*トモエさんの著作「はじめてだってうまくいく ガンプラ塗装の教科書」のサイン会です。
僕はちょうど最初のガンプラ世代なので
子供の頃はプラモデルばっかり作っていました。
いつの間にかプラモデルも作らなくなって
ラジコンにどっぷりとハマってしまいましたが
「RCマガジン」という雑誌にオオゴシさんが連載しているページを見て
プラモデルを作るプロとして活躍している女性がいることを知り
世の中にはこんな人もいるのかと感心していたんです。
そのオオゴシさんの出版記念サイン会が大阪で開催されることを知り、行ってきました!
↓もらいましたよサイン!
僕が持っているサイン入りの本といえば
タミヤの田宮俊作会長の自伝くらいなので、コレは大変貴重です。
オオゴシさんは驚くほど気さくな方で
サインをしながら、一人一人にじっくり時間を掛けて話をしてくれました。
一通りサインを済ませた後も
みんなで、まるで高校の模型部の部室で話すかのように
模型や本の制作について色々と話をしてくれました。
本の中で、キュベレイが3体出ていたので
仕事とはいえ、同じキットばかり作ってストレスではないですか?と聞いたら
「そうなんですよ~。さすがに心が折れました。」と裏話を話して下さいました。
とにかく場を明るくしようと話してくれる。気持ちのいい方です。
どんな職業であれ
やはり第一線で活躍できる人の共通点は
「話ができる」ってことなんですよね。
どんなにすばらしい技術を持っていても
人とのコミュニケーション力がなければプロフェッショナルとして通用しない。
オオゴシさんの話を聞いていて、改めてそう感じました。
さて、肝心の本ですが。
実は僕はこのテの技術本が大好きで
エアブラシを持ってもいないのに塗装技術の本を何冊も持っています。
ページをめくっては脳内塗装。何体塗ったかわからないほど塗りましたね。持ってないのにね。
しかし数ある塗装系技術本の中でもオオゴシさんの本は、お世辞抜きで群を抜いてよく出来ている。
とにかくわかりやすい。初心者によくありがちな失敗例が多い。そしてその対策も同じく。
新しく技術を知ること以前に
「なるほど、だからダメだったのか!」と気付かされることが多い。これは初・中級者にとって一番知りたいこと。
だから僕みたいな返り咲きほぼ初心者にとても優しい。
各作例の冒頭に
制作にかかった時間、塗料の希釈率、レギュレーター圧力の目安など
細かいデータも収録されています。このあたりは上級者も納得でしょうね。
「はじめてだってうまくいく ガンプラ塗装の教科書」、予想以上の内容です!
もう脳内だけじゃ物足りません。久々にプラモデルに浸ってみたいと思います。