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その日ばかりの野鳥観察

サザエさんのように(ダイサギ)

2021.05.09 21:30

先日、コサギを見つけた時の「ダイサギ」についてです。

私はコサギ、チュウサギ、ダイサギを区別する事が(多分)出来ます。

しかし、ダイサギとチュウダイサギの区別は分かりません。

ダイサギは冬鳥で、チュウダイサギが夏鳥という事すらしばらく前まで知りませんでした。

ですので、今回撮った個体もダイサギなのかチュウダイサギなのか曖昧なまま「ダイサギ」として紹介します。



普段は目元が黄色ですが、この個体は婚姻色の緑色でした。

コサギと同様に、浅瀬にて小魚を獲っています。

良く動いて狩るコサギとは対照的に、「ダイサギ」は待ち伏せ型の狩りです。



嘴の先で器用に小魚を捕まえて・・・口の中に放り投げます。

シャッタースピードを1/2000まで上げて撮影すると、小魚が宙に舞っていました。



よく見ると、なんか目が怖いです。

すぐさま、次の獲物も捕らえて・・・



ひょいっ、ぱくん。

まだまだいけます。



面白い事に、必ず放り投げてから食べています。

「ダイサギ」にとって、小魚はスナック感覚なのでしょうか。


アニメ『サザエさん』のワンシーンを思い出しました。

次回予告の際、ピーナッツを口に投げ入れて「んが、くくっ」と喉に詰まらせそうになるやつです。

子供の窒息死事故を機に1991年からはジャンケンになったため、年代によっては通用しない話題でした。


この「ダイサギ」は時折、足元の水を飲んで喉を潤しているようでした。

海水ですが。