それぞれのエキスパート
【自分の得意を、組織の得意へ】
得意なことは自分が好きなことなので、
“練習”という感覚もなく、自然と上達していけるものです。
“練習”という言葉を忘れるくらい、
何かに没頭した結果。
いつの間にか
興味あるもの→得意なもの
へと変化していきます。
その得意なものを、個人レベルでなく
組織に役に立つレベルまで引き上げるには
そのもの自体に没頭するだけでは難しい。
そこで必要になるポイントは、
その得意が誰かの役にたてないか?という考えが必要だと思います。
動機が誰かのためでなく、
自分の好きな物ではじまったものに対してそう考えるのは
難しいところなんですよね(>_<)
けど、
なぜ組織が必要なんでしょうか。。。
一人の力で売り上げが上がれば
それでもいいような気がしますが。。。
【窃盗団は一人では無理】
めっちゃ極端な言い方ですよね。笑
けどイメージしやすいと思います。
例えば美術館に忍び込んで
価値のある絵画を盗もうとするとします。
それをを行うには、
それぞれの分野のエキスパートが必要なんですね。
綿密な計画と、チームワーク。
そして何よりも
一人一人の技術力の高さ。笑
しかし一人で目的を達成することは難しい。
だからそれぞれのエキスパートが手を組む。
逆を言えば、
エキスパートにならなければ
窃盗団にも誘ってもらえないんです( ;∀;)
ルパン三世がいい例ですよね。
それぞれが十分すぎる技術を持っているにも関わらず
それぞれを補いながら自分ができる最大限のパフォーマンスをする。
ルパン一人だけでは、
より大きな獲物を狙うのはきっと難しいんですよね。
【まずマンパワーを上げる】
美容師でも同じことが言えるのではないでしょうか。
マンパワーで売り上げを上げる。
これを追及するのは、もちろん大前提だと思います。
でも
“それぞれの分野でマンパワーを上げる”
という発想はどうでしょうか??
単純に指名売り上げを爆発的に上げれるのは、ルパンです。
ルパン級を目指そうと思ったら、
自分には無理だ。。。
となってしまう人もいるでしょう。
しかし、
次元と五エ門と不二子ちゃんもいるじゃない(´・ω・`)
同じマンパワーでも、
他の分野でエキスパートになれる分野を確立すればいい。
きっとそこに自分の“得意”があるはず。
そう思うと、これからの美容室づくりはスゴク面白くなると思うんです。
ひとりに全てが求められる重圧を無駄に感じるよりも、
きっとそのほうが楽しく、
プラスに考えられる。
だから、
ルパンの組織に誘ってもらえるエキスパートにならなければいけない。
僕はそう思うんです。
ワンピースのルフィだって、
仲間意識はめっちゃ強いかもしれないけど、
ちゃんとそれぞれのエキスパートを集めてますよね。
中途半端なひと、
誘ってないですよね。笑
まだまだ勉強中の身。
エキスパートには程遠いですが、
僕は美容師を約10年経験したからこそ
『美容師さんがそれぞれのパフォーマンスを最大限に発揮する』
というものにすごく夢と憧れを感じています。
その大変さも知っているし
楽しさも理解しているつもりです。
みんながエキスパートを目指し、
それぞれがお互いを必要とする、役に立つ。
そんな組織をつくっていきたいなって思うんです。